SEVENTEENの女の子３ (ページ31)

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_知恵を奪う鬼ページ31

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「これまでに1人も抜けないで再契約っていう事例があったの？」

SG「こうやって国籍も違って、人数も多い13人グループがこうやって全員再契約に成功した事例は国内では初めてだと思います。」

「再契約が難しいっていうのは聞いてたんだけどそれほどのことなの？」

『一人一人やりたいことが違うじゃないですか。
デビューっていう同じ目標を超えて最終着地が一人ひとり違うので。』

HS「俺はソロがやりたかったの。」

「やればいいじゃん！」

HS「でもソロをやることによってSEVENTEENとしてのアルバムが出せなくなるから。
諦めたんです。全員が諦めたんです。」

「ちょっと踏み込んだこと言っていい？
ハルはさ、男の中に1人女の子なわけじゃん。辞めたいとかはなかったの？」

『なかった、とは言えないですね。
デビューした頃というより、SEVENTEEN自体が知られてきた頃に批判が多くなったんですよ。
正直に言えば大袈裟に言って自分の生き方がわからなくなりましたし、SEVENTEENを何のためにやっているのかもわからなくなりました。』

「それなのに再契約した理由は？」

『たくさん喧嘩したんです。特にミンギュとは。
同い年で仲が良い親友だからこそいろいろ思うところもあって。
私がやりたいこと、SEVENTEENである理由を教えてくれました。』

MG「俺的には再契約というのは、実際に言葉でいうとかなり大きなものだと感じられるし、重いものだとも感じられたんだけど…実のところ「ただもともとやっていたことを続けること」そして「新しい始まりであるだけ」という感じもかなり大きくて。
無条件に続けるものだと思ってました。だからたくさんぶつかったんです。」

「ハルとミンギュはお互いが大切なんだね。
大切じゃないとそうやって深い話をしないよ。喧嘩なんて面倒臭いのに。」

『そうです、そうです。
ミンギュもだけど、私はSEVENTEENっていう存在が大切なんです。
私がここにいる理由なので。』

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