28 SC ページ28
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【SC side】
『A、本当に付き合ってるのかな。』
JS「さぁ。」
ジョンハンのいない間にこそっとジスに聞いてみる。
それなのにジスは興味なさそうに答えた。
JS「まぁ、これからわかるんじゃない？」
『どういうこと？』
JS「べつにー。
小道具お願いした時になんとなく勘付いてたし。」
『え、何が。』
JS「スンチョルには分からないよ。
お前アホだもん。」
『普通に悪口じゃね？』
ジスは「そんなことないよ」って言いながら意味ありげに笑った。
そんな時だった。
誰かが勢いよく俺らの前に走ってきて、
乱れた呼吸を必死に整えている。
「ごめん！ジョンハンくん…いますか？」
『A！？
ジョンハン…ジョンハンは、えーっと…。』
なんて言おう。
俺はAとジョンハンの2人の友達を天秤にかけた。
JS「ジョンハンなら5組のセリに呼び出されて屋上に行ってたよ。
あの感じは告白かなぁ。」
『ちょ、ジス！！！！』
「…告白。
そっか、うん、そうだったんだ。」
『いや、告白じゃないかもよ？
ほら、もしかしたらただの日常会話かも…？』
何を考えているのかジスはニヤニヤしてる。
俺は目の前で落ち込むAを必死に宥めた。
『おいジス。』
JS「なに怒ってんの。大丈夫だって。
ほら、見てよ。」
「ありがとう！
行ってくるね！！！」
そうだった。
Aは、俺が思うよりも強い子だった。
なぜか笑顔で走っていくAに軽く手を振った。
『知ってたの？』
JS「何の話？」
『Aとジョンハンが両思いっての。』
JS「さぁね。」
ジスは、悪魔だ。
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だんご(プロフ) - やきにくさんさん» やきにく様 コメントありがとうございます。やきにく様のお話も楽しく拝見させていただいているので嬉しいお言葉です！これからもよろしくお願いします！ (12月17日 22時) (
レス) id: 388ff1b560 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - だんご様 楽しく読ませていただきました！初々しいジョンハンと主人公にドキドキしました！これからも頑張ってください！ (12月15日 23時) (レス) @page31 id: 4fd211dded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご
| 作成日時：2023年12月8日 17時
