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MH「そろそろ帰るね。
案内してくれてありがとう。」
『え、もう帰るの？
もう少しゆっくりしていきなよ。この後校庭でキャンプファイヤーやるよ。』
MH「そうなの？楽しそうだね。
でも、今日は帰るよ。」
『なんで？』
MH「十分楽しめたし。
それに、ヌナも俺といる暇ないんじゃない？
ほら、行って来なよ。」
『ちょっと。』
MH「今日一日俺に時間使わせちゃってごめんね。
もういいよ。もう、ヌナの時間だよ。」
ミョンホはそれだけ言うとニコッと笑って私の肩を押した。
この子、無駄に大人っぽくなっているな。
とりあえずミョンホを校門まで送っていく。
その間もミョンホは俺のことはいいから早くいきなよ、なんて
冷たい視線を向けてきた。
なんだなんだ、ヌナが優しくしてやってるのに。
MH「ありがとう。
もう本当にここまでで平気。」
『わかった。ありがとうね、きてくれて。』
MH「別に、俺が来たかっただけだから。」
夕日に照らされたミョンホがいつもより大人っぽいのは気のせいかな。
MH「あ…これ。あげる。」
『え、なにこれ。
髪留め？』
MH「うん。さっきバザーのところで買ったやつ。」
『え、いいよ！ミョンホがデザイン気に入って買ってたやつじゃん。』
MH「そうだけどこんなの使わないし。
どうせだからヌナが持ってて。」
『本当に？ならお金出すよ。』
そう言ってお財布を取り出すとミョンホに止められた。
彼は「いいってば」なんてムスッとしてる。
『あはは、わかったわかった。
ありがとう。』
MH「ん。じゃあ、ファイティン。」
素直じゃないミョンホが、ちょっぴり。
いや、結構かわいかったりもする。
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だんご(プロフ) - やきにくさんさん» やきにく様 コメントありがとうございます。やきにく様のお話も楽しく拝見させていただいているので嬉しいお言葉です！これからもよろしくお願いします！ (12月17日 22時) (
レス) id: 388ff1b560 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - だんご様 楽しく読ませていただきました！初々しいジョンハンと主人公にドキドキしました！これからも頑張ってください！ (12月15日 23時) (レス) @page31 id: 4fd211dded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご
| 作成日時：2023年12月8日 17時
