17 JH ページ17
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【JH side】
「そっか、それ聞いてたんだ。
はぁ、ううん、なんでもない。」
頭を抱えながら1人でボソボソと呟くA。
その姿にイラッとする感情をグッと堪えた。
「あの、別にスンチョルくんが好きだとか
気になってて言ったわけじゃないよ。
ただ、急にみんなに聞かれたから何か言わなきゃと思って…。」
『じゃあ、それなら俺っていえばよかったじゃん。』
急に何言ってんだろうと自分でもびっくりした。
俺がそう言うとAは少し驚いたように目を見開いた。
「迷惑かなって思ったの。
ほら、スンチョルくんなら委員会も同じだし。
ジョンハンくんの名前出したら悪いと思ったから…。」
目の前の彼女は申し訳なさそうに肩を縮めて俺の方を向く。
上目遣いになっていることに気づいているのだろうか。
『なんだ。そういうこと。
スンチョルだったらどうでもいいってことか。』
「うん？それは拡大解釈しすぎだけど…。」
『そっかそっか、びっくりした。
もう、俺のことは描いてくれないのかと思った。
スンチョルばっかりのスケッチブックになってたら破いてた。』
「ジョンハンくんならやりかねないから怖いよ、その言葉。」
俺の機嫌が治ったとわかったのか
Aは安心したように笑った。
「私、ジョンハンくんじゃないと描かないよ。
ジョンハンくんだから描きたいんだもん。」
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だんご(プロフ) - やきにくさんさん» やきにく様 コメントありがとうございます。やきにく様のお話も楽しく拝見させていただいているので嬉しいお言葉です！これからもよろしくお願いします！ (12月17日 22時) (
レス) id: 388ff1b560 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - だんご様 楽しく読ませていただきました！初々しいジョンハンと主人公にドキドキしました！これからも頑張ってください！ (12月15日 23時) (レス) @page31 id: 4fd211dded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご
| 作成日時：2023年12月8日 17時
