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スンチョルくんが帰ったあと、私とジョンハンくんの間には気まずい時間が流れた。
ジョンハンくんのせいでこんなことになってるのに、
彼といえばダンマリだ。
『ジョンハンくん、怒ってる？』
JH「何が？怒ってないよ。」
『うそだ、怒ってるじゃん。』
JH「怒ってないって。」
ジョンハンくんは口をむすっと膨らますと眉間に皺を寄せた。
『ごめん。』
JH「なんでAが謝るの。」
『なんとなく。謝りたかった。』
私は溢れそうな涙をグッと堪えてジョンハンくんの隣に立つ。
運んできたプリントを画鋲で壁に貼り付けていく。
JH「もう、俺を描くのは飽きた？」
ジョンハンくんが突然そんなことを聞いた。
どう言う意味で言ってるのかすぐには理解できなくて、
思わず彼の方を向いた。
ジョンハンくんは何を考えているのか、
よくわからない表情をしていた。
『どういうこと、？』
JH「だって、言ってたじゃん。
スンチョルがいいんでしょ？
あぁ、俺といるのも嫌だ？帰さなければよかった？」
『ちょっとまって。』
JH「ごめんね、勝手なことして。
Aの好きなスンチョルを帰してごめん。」
早口で捲し立てるジョンハンくんを慌ててこっちの世界に引き戻した。
『それ、誤解してるよ！』
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だんご(プロフ) - やきにくさんさん» やきにく様 コメントありがとうございます。やきにく様のお話も楽しく拝見させていただいているので嬉しいお言葉です！これからもよろしくお願いします！ (12月17日 22時) (
レス) id: 388ff1b560 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - だんご様 楽しく読ませていただきました！初々しいジョンハンと主人公にドキドキしました！これからも頑張ってください！ (12月15日 23時) (レス) @page31 id: 4fd211dded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご
| 作成日時：2023年12月8日 17時
