12 JH ページ12
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【JH side】
「…スンチョルくんかな。」
たまたま聞こえた会話に思わず聞き耳を立てていた。
それなのに、一瞬で後悔する。
なんだよ、スンチョルかよ。
俺はなんだかイラッとして早々に下駄箱へ向かった。
SC「おージョンハン。
遅かった…いった！！！
なんで蹴るんだよ！！！！！」
『チェスンチョルうざい。
俺はお前を許さない。』
SC「えー？俺なんかした？」
早歩きする俺の隣で、親の顔を伺いながら着いてくるスンチョル。
そりゃあ、こいつは中学からの俺の自慢の友達だし。
そりゃあ、男の俺から見ても優しくてかっこいいと思うし。
そりゃあ、こいつを好きになるやつだって少なくないと思う。
でも、そこは俺じゃん。
俺って言う流れだったじゃん。
最近、Aちゃんには振り回されてばかりだ。
ふにゃって笑うAちゃんが忘れられなくて、
せっかく仲良くなれたと思ったのに。
へぇ、そうなんだ。
スンチョルみたいなのが好きなんだ。
そういえば、なんて思い返す。
スンチョルとAちゃん。
委員会同じだったよなぁ。
なんだ、もう好きなの？
俺は隣で呑気に笑うスンチョルをもう一回蹴り飛ばした。
SC「痛いって！！！！！！」
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だんご(プロフ) - やきにくさんさん» やきにく様 コメントありがとうございます。やきにく様のお話も楽しく拝見させていただいているので嬉しいお言葉です！これからもよろしくお願いします！ (12月17日 22時) (
レス) id: 388ff1b560 (このIDを非表示/違反報告)
やきにくさん(プロフ) - だんご様 楽しく読ませていただきました！初々しいジョンハンと主人公にドキドキしました！これからも頑張ってください！ (12月15日 23時) (レス) @page31 id: 4fd211dded (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご
| 作成日時：2023年12月8日 17時
