２１話「３日」 ページ21
弟子ができてから３日が経った
弟子である３人はなんと全員親に捨てられた事があるらしい
同じような境遇であるチビ達とは仲良くしてくれている
そして、私の家で家事の手伝いをしてもらっている
「姉御！食器全部洗い終わりましたよ」
「ありがとー。じゃ、休憩してきていいよ」
「分かりました！じゃあ子供たちの所に行ってきますね」
私の所に来てからというものの、あの３人の表情はイキイキとしていた
最初に会ったときより笑顔をよく見るようになった
そんな事を考えていたらチビが私の元へ駆け寄ってきた
「お姉ちゃん」
「ん、どうしたの？」
「なんか今日は元気ないね」
「え？」
私の服をクイッと引っ張りながらチビが見つめてくる
心配そうな顔で、片手には熊のぬいぐるみが握られていた
「大丈夫だよ。ちょっと眠いだけ」
安心させるように笑顔で小さな頭を撫でる
いつものように嬉しそうに笑ってくれると思ったけれど
今回は不服そうな顔をした
「無理しちゃ、ダメだよ？」
「うん分かった」
「本当に分かってる〜？」
「大丈夫。無理しないから」
私がそう言うと、納得のいかないような顔をして
チビ達の所に小走りで行った
ドアが閉まったのを確認して、ドカリと椅子に座る
「なんか・・・疲れたな」
早起きで本当に眠いのかもしれない
体調不良そうに見えるのか・・・
これ以上チビ達に心配掛けさせる訳にはいかないし
少しだけ寝るか
腕を枕代わりにして、机に体重を掛ける
するとみるみる瞼は下がって、眠気が襲ってきた
寝ればこの疲れもとれるだろう
そう思いながら目を閉じる
「ケホッ・・・」
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ぷよっち(プロフ) - 夢乃ココロさん» コメントありがとうございます！いい話と言ってもらえてとても嬉しいです。学園のお話も、考えてみようと思います！！ (2015年4月28日 18時) (
レス) id: 5d6f6f880e (このIDを非表示/違反報告)
夢乃ココロ(プロフ) - すごく悲しくて、でもすごいいお話でした！！今度はぜひ学園の方とかも見てみたいです（笑） (2015年4月26日 20時) (レス) id: 764d19a4a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよっち(プロフ) - キヨレトloveさん» コメントありがとうございます！そんなに喜んでくださり、とても嬉しいです＾＾長文ありがとうございます！ (2015年4月13日 19時) (レス) id: 5d6f6f880e (このIDを非表示/違反報告)
キヨレトlove - ふわぁぁぁあああ！！泣きました(( すごい作品ですこれは。本当にすごいです。すごい。うんすごi((殴 感動しましたぁぁぁああ！！この作品を作ってくださってありがとうございました(TT (2015年4月13日 16時) (レス) id: ddf32769be (このIDを非表示/違反報告)
ぷよっち(プロフ) - 紫雨さん» コメントありがとうございます！こういうエンディングでも良いのかと悩みましたが、喜んでもらいとても嬉しいです！次回作も早く作りたいと思います！ (2015年4月2日 7時) (レス) id: 5d6f6f880e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷよっち | 作成日時：2014年9月24日 14時
