☆２８６話 ページ7
結局、学園祭が終わり次第、マリーの家に行く事になった。
殺せんせーには事情を話して了承を得た。ただ、それのせいで期末テストを受けられなくなったので、後で問題だけでも貰う事に。
……一応、ね。
・
「あー！ 美味しかった！」
「……おいしい」
「おいコノハ、ほどほどにしとけ……。いくら安くても、流石に食いすぎだ」
「もっと食べたい……」
幸せそうに笑ってるモモちゃんに、手を止めずにひたすら食べているコノハと、ため息をついているキド。
『好きなだけ食べていいよ？』
「……！ 本当？」
「お、おいA！ 流石にこれ以上は……」
『大丈夫。キドは心配しないで』
僕が払うから、と言うと、
「……前々から思っていたが、どこからその金は仕入れているんだ？ まさかカツアゲとかじゃないだろうな」
『やだなぁ、キド。僕がカツアゲしているように見えるの？』
「ああ、見える」
『……』
即答しなくてもいいじゃないか。
それに、僕はカツアゲじゃなくてちゃんとした方法――と言ってもいいのかはわからないが、自分で稼いだ金だからね？
皆の目を盗んでは仕事をしているんだよ？
おかげさまでとっても苦労しているけど、その代わりメカクシ団の誰一人にも、僕が殺し屋だとはばれていない。
僕の過去の話――殺し屋をやっていた事は、アヤノにも話したことは無いからね。
それに……身内を欺くことも、殺し屋……�犹狄性瓩砲箸辰董⊇斗廚糞蚕僂世�ら。
とはいっても、いつか皆には話す予定だけどさ。
『というか、コノハだけじゃなくて、皆も遠慮しなくていいよ？ というか僕も食べたい』
「まあ、お前が食うのは別に良いとは思うが、仕事は大丈夫なのか？」
『ああ、うん、多分ね。殺せんせーもきっと僕の体を気遣ってくれていると思うから、多少休んでいても怒られないと思う』
「そうか……」
キドは、コノハの横に立ってメニューを眺めている僕に、ふっ、と微笑むと、
「何かあったら、俺達にすぐに言えよ？ 俺達は仲間であり、家族でもあるからな」
『……うん』
「よし」
頭を撫でられた。
ああ――なんだかとても懐かしく、笑みがこぼれてしまう。
昔、アヤノによくされた思い出が蘇る。
……もう、�狷箸雖瓩任鰐気い里世�ら。
僕だけ、幼馴染３人と年は違えど、家族であることに変わりはない。
それに、最近になって、ようやく�爛▲筌里里い覆だこΝ瓩如宗蹴Г廼�力して生きてこうと決心できた。
�犧磴┐覘瓩砲覆鼻�負けていられない。
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恋歌 - 更新がんばってください！面白いです！！ (2017年8月26日 17時) (
レス) id: ebcec740f8 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - すごく面白いです!! 謎が深まる!! 頑張って下さい!!! (2017年1月13日 21時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
穂雪 - パート1から見させてもらってます！１日でこの小説を読んでいる時が一番幸せです！こらからも頑張ってください！ (2016年12月29日 23時) (レス) id: a2f401b16e (このIDを非表示/違反報告)
ミール - この作品大好きです！ これからも頑張ってください (2016年12月28日 3時) (レス) id: 43ed2044ce (このIDを非表示/違反報告)
halory - 夢主と殺せんせーの会話が面白かったです！更新が毎回楽しみです (2016年12月26日 11時) (レス) id: a098456fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヌルフフフ | 作者ホームページ：https://twitter.com/nuru_p0
作成日時：2016年12月22日 13時
