☆２８１話 ページ2
「……で、どこで何をしていたんだ？」
皆が再び集まった後、キドとカノとセトと共に山の奥地へ行き、詰め寄られていた。
何故こうなったかというと――――
・
「キド―！ A見つけたよ！」
「ご苦労だった。他の奴等もそろそろ戻って来るだろう。そしたら、どこで何をしてたのか話してもらうからな」
『……』
僕が何も言わずにいると、何かを察したのか、
「……全員戻ってきたら、セトとカノと俺とAで、誰も人が来ないところ――山の奥地にでも行こう。そこでなら話せるか？」
『……、……そうだね』
「あまりためこむなよ？」
『大丈夫』
「ならいいが……」
その会話のやりとりを見ていたカノが「あ、セトたち戻ってきたみたいだよ？」と遠くを指差したので、そちらの方を向くと、セトと一緒に行動していたと思われるマリーが、僕を見るなり抱き付いてきた。
「Aっ！ よかったぁ……」
『ごめんねマリー、心配かけて』
「こうやって、見つかったから、大丈夫だよ！」
少し息が上がっているので、思い切り走ってきたのだろう。
……ごめんよ、マリー。
しばらくして、シンタロー(エネちゃん)と共にモモちゃんが現れ、その後コノハと共にヒビヤくんが現れた。
全員が、キドの所に集合。
「すまないが、今から俺はAに話があるから少しの間人目につかないところへ行ってくる。セトとカノも来い」
「それって、能力使いながら話すのでは駄目なんすか？」
「ああ、能力も使うが、それでも……な。万が一、他の誰かに聞かれでもしたら困るだろうからな」
ちらり、と僕を見ると、セトとカノの方を向き、
「良いか？ セト、カノ」
「了解〜。大事な話っぽいしね」
「了解っす！ キサラギさん、シンタローさん、マリーを頼んだっすよ！」
「お、おう」とこちらが心配になるような返事をして、シンタローはモモちゃんに「ちょっとしっかりしてよ！」と怒られていた。
・
……といっても、僕達だけではなく、他の人達もいるから大丈夫だろう。
大丈夫でないのは、これから僕が幼馴染三人に話す事だ。
『……さっき、旧校舎の屋根の上で、殺……お客さんたちを眺めていたとき、【私が�狢臉抬瓩隼廚Δ發里�、目の前からどんどん無くなっていく】と思ったら、脳裏に�犧磴┐觴忰瓩寮爾�聞こえてきて＿＿』
「それほんと！？」
「なんだカノ、何か心当たりでもあるのか？」
「……ごめん、続けて」
カノの挙動を見ていると、何か知っていそうだが……。
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恋歌 - 更新がんばってください！面白いです！！ (2017年8月26日 17時) (
レス) id: ebcec740f8 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - すごく面白いです!! 謎が深まる!! 頑張って下さい!!! (2017年1月13日 21時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
穂雪 - パート1から見させてもらってます！１日でこの小説を読んでいる時が一番幸せです！こらからも頑張ってください！ (2016年12月29日 23時) (レス) id: a2f401b16e (このIDを非表示/違反報告)
ミール - この作品大好きです！ これからも頑張ってください (2016年12月28日 3時) (レス) id: 43ed2044ce (このIDを非表示/違反報告)
halory - 夢主と殺せんせーの会話が面白かったです！更新が毎回楽しみです (2016年12月26日 11時) (レス) id: a098456fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヌルフフフ | 作者ホームページ：https://twitter.com/nuru_p0
作成日時：2016年12月22日 13時
