暗殺教室&カゲプロ～目つきの悪いボクっ娘が３-Eにやってきた～４ (ページ35)

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Ⅱ ページ35

……つまり、皆でこの崖を登るという事。

「危険すぎる」と烏間先生。
確かに、一般人(普通の生徒)がこの崖を登ることは無理に等しいだろう。
しかし、僕達は暗殺の特殊訓練(・・・・・・・)を受けた、"暗殺教室"の生徒。

崖を登るだけなら、楽勝だ。

「でも、未知のホテルで未知の敵と戦う訓練はしてないから……、
烏間先生、難しいけどしっかり指揮を頼みますよ」

磯貝君の言葉に続き、他の生徒が各々言葉を発する。
そして、殺せんせーも。

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「注目！！目標山頂ホテル最上階！！」

烏間先生の声が響く。

「隠密潜入から奇襲への連続ミッション！！
ハンドサインや連携については訓練のものをそのまま使う！！
いつもと違うのは標的(ターゲット)のみ！！
３分でマップを叩き込め！！19時(ヒトキュー)50分(ゴーマル)作戦開始！！」

「「おう！！」」

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倒れた生徒や団員の介護に回ったのは、竹林君と愛美ちゃんとシンタロー。
倒れた団員は、マリーとヒビヤ君。
エネちゃんは携帯の中にいるため
普段から任務に行っているキドとカノとセト、それと醒ます能力を持つコノハは崖を登れると思うが、問題なのは後の団員。

つまり、モモちゃんだ。

……それと、イリーナ先生。

『コノハ、僕がモモちゃん上まで運ぶから、イリーナ先生を頼んでも良い？』

「イリーナ先生？って、どの人？」と言うコノハの元にイリーナ先生を連れてくる。
コノハは「わかった」といい、ひょいっとイリーナ先生を抱える。

「ちょっ、いきなり何よ！！」

『崖の上まで運ぶだけです、貴重な体験ですね』

「は！？もうちょっと詳しく説明しなさ＿＿」

言い終わる前に、崖の上へとものすごいスピードで消えていく、コノハとイリーナ先生。
その様子を烏間先生と殺せんせーとモモちゃんが呆然と眺める。

「……い、今から私もあんな感じになるの？」

『あー、まぁそんな感じだけど、コノハほど激しくはしないよ』

「えっと、た、助かります……？」

『とりあえず僕は男になるね』

「え？」

雰囲気づくりや、ホテルの中にいる人に気付かれないため、能力を使って男になる。

「い、イケメン……！
男だとこんなイケメンになるんだね！女だとすごい可愛いけど！」

『うーん……ありがとう、とでも言っておけばいいのかな？とりあえず飛ぶね～』

「あ、う、うん……、ってわあああ！？」