暗殺教室&カゲプロ～目つきの悪いボクっ娘が３-Eにやってきた～４ (ページ24)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:77,832 hit

Ⅳ ページ24

＿やっほー、A。久しぶりだね。

『この声は……アヤノ？』

何もない真っ白な空間。
そこに、一人だけ取り残されたように、僕が立っている。
そして、脳裏に直接話しかけられているような感覚。

ここに来たのは、初めてな気もするし、何度か来た事がある気もする。

・

＿そうだよ、ようやく＊＊＊さんに時間を貰えたから、夢の中に来ちゃった。

『夢？』

夢。
という事は、いつの間にか僕は眠りについていたらしい。
けれど、いつ、どうやって眠りについたのかが、全く思い出せない。

眠る前、僕は何をしていたの？

・

＿そう、夢だよ。
……あれ？覚えてない？さっきAは激しい頭痛に襲われて……

『激しい、頭痛……』

アヤノの話を聞いて、嫌な予感が襲う。
その先を聞いてはいけないような、そんな気がしてならない。

・

＿ねぇ、本当に思い出せない？

『頭痛……頭痛？なんで……どうして……』

自分でどうにか思い出そうとするも、頭の中に白い霧がかかったように何も思い出せない。

・

・

＿……よく聞いてね、Aは激しい頭痛に襲われた後……

『……う、ぁ、言わないで、言ったら……！』

言わないで。
その先を聞いてはいけない。脳や体が僕にそう訴える。

しかし、アヤノは心配そうな声で、こう続けた。

・

・

・

・

・

＿顔を上げたAは、"黒い蛇"を見て、気を失ったんだよ。

目の前が真っ暗になる。
目だけが異常に熱くなる。熱がどんどん目に集まって行く。

・

・

・

・

頭の奥で、僕を嘲笑うような声が響いた＿＿

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
この後、話を暗殺教室の『島の時間』まで飛ばします。

カゲロウデイズの方の話をいくつか省きます、すみません！！