�将� ページ40
ギィィィ……、とドアが開いて出てきたのは――眼鏡をかけ、口から泡を吹いている坊主達。
その坊主たちの首元には――
「不良などいませんねぇ……。先生が全員手入れしてしまったので」
――触手が巻き付いており、殺せんせーが目を光らせている。
「殺せんせー！！」
「遅くなってすみません。この場所は君達に任せて……他の場所からしらみ潰しに探していたので」
……何故か、殺せんせーの顔には黒い布みたいなものが。
『……どうしてそんな黒子みたいな顔隠ししてるんですか？』
「暴力沙汰ですので……この顔が暴力教師と覚えられるのが怖いのです。あと明らかにドン引きしないでください！！」
どうして顔だけ隠しているんですかね……。
そして、その体で世間体を気にするってどうなんですか。
「せ、先公だとォ！？ ふざけんな！！ ナメたカッコしやがって！！」
高校生達が空き瓶などの武器(凶器)を片手に殺せんせーに襲い掛かっていった。馬鹿だな。
高校生達は殺せんせーに任せ、僕はカエデちゃんと有希子ちゃんのテープを外す。
……見た感じだと、怪我は無いようだ。……良かった。
「Aちゃん怪我無い！？ 急にあんなことするからびっくりしたよ……！」
『……はは、あんな姿見られたくなかったなー……』
「でも、凄くかっこよかったよ。一時はどうなるかと思ったけど……、星夜さんのおかげで私達は無事だったし、本当に怪我が無くて良かった」
『とりあえず、２人に怪我が無くて安心したよ……』
……見られたのが、カエデちゃんと有希子ちゃんで良かった。
「確かに彼等は名門校の生徒ですが……学校内では落ちこぼれ呼ばわりされ、クラスの名前は差別の対象になっています。ですが、彼等はそこで様々なことに実に前向きに取り組んでいます。……学校や肩書など関係ない。清流に棲もうがドブ川に棲もうが、前に泳げば魚は美しく育つのです」
「修学旅行の基礎知識を体に教えてあげるのです」と殺せんせーが言い、高校生達の背後にいた皆がしおりを振り上げ――
ゴッ！ と鈍い音がして、高校生達はその場に倒れた。
あぁ……あの鈍器のようなしおりで躊躇いもなく……。
・
「……そーいえば、俺等が行ったとき何人か倒れてた奴いたけど、あれどうしたの？」
……カルマ君、そこは気付かないでほしかった。
『ちょっと相手してた』
「え、Aちゃんが？」
『……うん』
皆に「見たかった……」と口をそろえて言われる。
……冗談だよね？(真顔)
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紫杏(プロフ) - 紫蝶桜さん» あ、本当ですね……指摘ありがとうございますm(_ _)m (2017年5月10日 12時) (
レス) id: 48f167454c (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - 紫杏さん» リメイク版の方カノのナンバー2になってますよ？カノは3では？ (2017年5月10日 10時) (レス) id: 43ee0b77f2 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂カゲプロ暗殺教室好きの人 - まだみてないのにワクワク♪ (2017年1月20日 16時) (レス) id: 24f779a78f (このIDを非表示/違反報告)
紫杏(プロフ) - あみかさん» 今までに書いたものの書き直しはしない可能性が高いです（時間があればするかも）……。本当にすみません<m(_ _)m> 長文失礼しました (2016年3月31日 11時) (レス) id: 48f167454c (このIDを非表示/違反報告)
紫杏(プロフ) - あみかさん» ご意見ありがとうございます<(_ _)> ごめんなさい、台本書きは極力しないようにしているので、このシリーズで台本書きを使用する事は無いと思います( ; _ ; ) これから更新するものはできるだけ誰がどんな様子で何を話したのかを書くようにしているのですが、 (2016年3月31日 11時) (レス) id: 48f167454c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2015年7月30日 1時
