�� ページ13
『……目が、赤く？ どういうこと？』
何も知らないふりをし、カルマ君に聞き返す。
不思議そうな顔をされた。
「あれ……？ さっきAちゃんがあの人のこと見てた時、目が赤く光ってたように見えたんだけど……もしかしたら、俺の見間違いかもしんない」
……どうか、見間違いであってほしい。
けれど、見間違いなんかではないのだろう。
『それが本当なら……見たのがカルマ君だけで良かった』
「……どういうこと？」
『今はまだ話せないかな。後で皆にも話すつもりだよ。……�猖佑里海鉢瓩砲弔い董�
「��Aちゃんのこと�瓠�」
『そう。……さ、教室戻ろう？ いつまでもここで立ち話してても仕方ないからさ』
「……うん、そうだね」
皆に話す、と言ってしまった。
これでもう誤魔化すことは出来ない。
……いずれ話そうと思っていたことなのだけれど。
・
――数日経った、イリーナ先生の授業。
「なービッチねえさん、授業してくれよ」
「そうだよビッチねえさん」
「一応ここじゃ先生なんだろビッチねえさん」
「あー！！ ビッチビッチうるさいわね！！」
授業をする気配がないイリーナ先生に対して、皆が一斉に「授業をして」と言い出す。
一応先生だし仕方ないと思うが。
僕は正直授業とかどうでもよかったので、ずっと机に突っ伏していた。
……早く帰りたい。
・
「……て、起きてAちゃん」
『ん……？』
「はー、やぁっと起きた。Aちゃん、ビッチねえさんの授業のときからずっと寝てて全然起きないからさ。次体育だから、着替えて外行かないと間に合わないよ？」
あの後、気が付いたら寝ていたらしい。
そして、次は体育らしいが……カルマ君を見ると着替えてなかった。
おそらく、ずっと僕を起こそうとしてくれていたのだろう。とても申し訳ない。
『ごめんね、次体育なのに着替えずにずっと僕のこと起こそうとしてくれてたんだよね？』
「別に大丈夫だよ、少しくらい授業に遅れても。それに、隣でAちゃんが寝てるのにほっとくわけにもいかないし」
最近、カルマ君に迷惑をかけてばかりで本当に申し訳ない。
本人は大丈夫と言うけれど、僕が大丈夫ではない。
『ありがと、時間潰してごめんね！ じゃ、遅れる前に着替えて体育行こう？』
体育着を持ち、カルマ君の手を引いて更衣室へと向かった。
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紫杏(プロフ) - 紫蝶桜さん» あ、本当ですね……指摘ありがとうございますm(_ _)m (2017年5月10日 12時) (
レス) id: 48f167454c (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - 紫杏さん» リメイク版の方カノのナンバー2になってますよ？カノは3では？ (2017年5月10日 10時) (レス) id: 43ee0b77f2 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂カゲプロ暗殺教室好きの人 - まだみてないのにワクワク♪ (2017年1月20日 16時) (レス) id: 24f779a78f (このIDを非表示/違反報告)
紫杏(プロフ) - あみかさん» 今までに書いたものの書き直しはしない可能性が高いです（時間があればするかも）……。本当にすみません<m(_ _)m> 長文失礼しました (2016年3月31日 11時) (レス) id: 48f167454c (このIDを非表示/違反報告)
紫杏(プロフ) - あみかさん» ご意見ありがとうございます<(_ _)> ごめんなさい、台本書きは極力しないようにしているので、このシリーズで台本書きを使用する事は無いと思います( ; _ ; ) これから更新するものはできるだけ誰がどんな様子で何を話したのかを書くようにしているのですが、 (2016年3月31日 11時) (レス) id: 48f167454c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2015年7月30日 1時
