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軽く片手で私を抱えると、ベッドに私を投げ落とした
勢いがついたスプリングの上で、身体はバウンドして転げ落ちそうなる
薮「ごめんごめん、勢いついちゃったね」
謝ってはいるけれどそれは口先の言葉だけで
ベッドの縁に腰を下ろした薮くんが、手を付いて身を屈めた
「あ…の……薮く…ん」
薮「そんなに怯えた表情されてもなぁ」
ねぇ、って柔らかな笑みの後に、パーカーのチャックに手をやると
薮「A、無防備って言葉知ってる?」
「や、やめ…てよ薮くん」
一生懸命に絞り出した声に薮くんは
くしゃりとした笑顔を浮かべて見せた
薮「Aだけじゃないから、やめれないんだなぁこれが」
薮くんの手は躊躇いもなく、チャックを全て下ろした
薮「はぁ、やっぱり女の子だった」
私の姿を見て薮くんは、大袈裟にため息をついた
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作者名:みくり | 作成日時:2017年11月26日 23時