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144 ー Funky time ページ48
慧「それに、お礼もある。Aをうちに預けてくれて、ありがとうって」
慧の指が私の指を絡め取った
慧「今はまだ俺たち子供だから、その時がきたら改めてお願いに来ます。Aを俺に下さいって」
「慧っ ……」
慧「いつも言ってるけどさ、この手を離すつもりはないから覚悟しておいて」
零れ落ちそうになる涙をグッと堪えて、笑ってみせた
そんな私の様子を見て、慧は目を細めると
悪戯っ子のような笑顔を浮かべて見せた
慧「ね、返事は? …いーの?」
「おっ……けぇー」
慧「ふはっ! 良くできました」
握っていた手を引き寄せて、慧が私を抱きしめる
慧「死ななくて良かったー」
「バカ……冗談でも許せない」
記憶なんて全部思い出さなくても良い
これから先、慧との未来があるのなら
私は幸せだよ
どんな運命だとしても慧といれば、心配も後悔も笑い飛ばせるから
ずっと一緒にいようね
______end
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作者名:みくり | 作成日時:2017年2月26日 14時