ドタイプな女の子見つけました。 (ページ4)

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2回目。ページ4

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木『行ってきます～！』

母「行ってらっしゃーい」

母に挨拶をして登校する。

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学校に着き、門を見上げる。

桜を見ながら門を潜るのは今年で最後かぁ...。

なんて思いつつも、クラス表を頑張って見る。

が、灰色の髪で背が高い男の子によってクラス表が見えない。

木『...(み、見えない)』

つま先立ちをしても見えないものは見えない。

灰色君、ちょっと屈むか、私に身長分けるかどっちかにして。

お願いだから！(切実に)

灰色君「あ、あった、」

あ、退きそう...！

灰色君「...なにやってんですか？」

純粋な彼の眼差し。

つま先立ち、急にやめるとつま先痺れるんだよ。

それを恐れてまだ、つま先立ちなんだよね！

灰色君「つま先立ち師匠だ！！」

木『なんすか、それ...？』

つま先立ちに師匠なんて居るのだろうか...？

灰色君「いや、俺がつま先立ちしたら更にデカくなるなぁ～って！」

...あぁ、いじめですか。

そうだよね！？

灰色君「あ、名前教えてくれれば探しますよ～」

...ここは、甘えることにしようか。

木『木犀A。三年生ね～』

三年生なんすか！

なんて、呟く灰色君に少しいらっとしたのは事実。

それで、結局私は3年5組であることが分かった。

木『ありがとう、灰色君！』

私は教室に向かった。

どんなクラスになるのかなと期待をのせて。

あ、名前聞くの忘れた....まぁ、いっか！！

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隣の席の人。

やく、くんってどんな人だろう...？