ドタイプな女の子見つけました。 (ページ26)

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24回目。ページ26

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木『あ、りゃ？』

孤「....」

どーしよ....迷子という文字が頭に浮かぶ。

私と、孤爪君はなぜか知らぬ土地で二人となってしまった。

なんで、こうなったのか。

思い出せ、自分....

数十分前。

黒「まとまって歩けよ～

迷子になったらめんどくさいからな～」

かしゃかしゃ...

木『(普段、見られない土地...貴重だね。あ、烏...飛んじゃっ...ここからの角度なら...)』

かしゃっ！

木『これは、うまい！！ね、衛輔君！...って、あれ...？』

皆がいないことに気がついた。

いや、皆では無かった。

ぴこぴこっ

孤「ん...あれ？」

後ろには孤爪君がいた。

確か、私の後ろが孤爪君でそのまま私についてきてしまったのかも...

孤爪君はゲームを中断して私を見る。

孤「ここ、どこ？」

と、いうことだった。

孤爪君は空き巣のブロックにちょこんと座った。

とくに何もすることがないので私も隣に座る。

孤「...木犀さんはなんでマネージャーしてくれたの？

やっぱり部員目当て？」

孤爪君の目が鋭く光る。

そう、思われるのも無理ないか。

体育館の窓も、扉も開けず練習している皆を見たからね。。

それにしても...

木『木犀さん呼びじゃなくてAでいいよ～

それと、私は誰か目当てで来たわけじゃないよ。

嬉しかったの、運動音痴な私でもマネージャーとして役に立つって言ってくれて。

皆の役に少しでも立ちたくて。』

私の本心を伝える。

木『まぁ、今は迷惑かけてるけどね。』

孤「うん、俺もそうだと思う。」

そう言うとゲームを始める孤爪君。

何か話しかけようとした時だった。

？「何してんの～」

オレンジの小柄の男の子が走ってきた。

孤「えーっとあー...迷子...？」

木『他所から来て迷子になっちゃって...』

困ったように言ったがオレンジ君は目を光らせた。

日「俺、日向翔陽って、ああ！！！

バレーシューズ！！俺、１年！！MB！！バレー好き！？」

孤爪君へのマシンガンのような質問にちょっと、心配だったが一つ一つ孤爪君は答えてく。

孤「...孤爪研磨、2年。

バレーはなんとなくやってる感じ。トモダチがやってるし、俺いないと多分、困るし...

ポジションは、セッター...」

日向君、MBなんだ...ってことは、よく翔ぶんだろうなぁ

日「強い高校？」

孤「うーん...どうだろ昔強かったけど一回衰えて...

でも、最近は＿＿＿強いとおもうよ」