可愛い元男装少女と疾風ボーイ～最終章～ (ページ27)

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可愛さ103％ページ27

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その時だった。

吹雪君が染岡君を止めようとしたけれど、

吹「うわぁぁ！」

と、吹っ飛ばされ二点目が入った。

その後も追加点を入れられそうになるも円堂君が体を張ってゴールを死守。

槿『鬼道君、こっち！！！』

鬼「A！！」

風「あまいな！

分身フェイント！！」

槿『っ！！』

とここで＿＿＿＿

ﾋﾟﾋﾟｨｰと前半終了。

.

槿『やっぱり私達の動きが相手によまれている感じが...』

秋「ずっと円堂君達とサッカーしてきたもんね...。

皆の癖や弱点を知り尽くしているのは当然よね...。」

なんとか...なんとかしないと...。

響「それを逆手にとればいい。」

え？

響「お前らが動けばあいつらも動く。

それを繰り返すんだ。

切り札は綱海だ。」

綱「え、俺！？」

槿『あ、そっか！

綱海君のプレーを知ってる人はいないもんね。』

綱「つまり、波がひいたときがチャンスってことだな！

任せろ！俺に乗れねぇ波はねぇ！！！」

円「よし！

皆なんとしてでも勝つぞ！！

エイリア石なんて必要ないことを証明しよう！！」

皆ｰ円「おぉ！！」

.

.

ﾋﾟｰと後半開始。

風「邪魔だぁあ！！！」

その後のことはよく理解ができなかった。

ただ、円堂君は風丸君をマークしていただけなのに....

円「っ、ｹﾞﾎｯ...風、丸...」

槿『円堂君！！！！』

私は円堂君のところに駆け寄った。

彼はお腹を押さえている。

私は＿＿＿＿＿＿

.

”風丸君が円堂君にシュートをした“

その事実を私は認めたくなかった。