舞い上がって206 ページ35
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ﾄﾞﾝｯ
福「すみません...！」
久しぶりに人と話したけどこをな展開望んではいなかった。
？「いや、私は大丈夫だよ。貴女は大丈夫？」
”私“...？
この人女の子...？
そう言われて見ればボーイディッシュな女の子か。
てっきり背も高いし髪も短いしバスケットボールのプリントされているTシャツ着てるし男の子だと思っちゃったよ。
失礼しました。
と心の中で謝っておく。
福「では、私はこれで....」
？「待って！」
私はその場を離れようとしたとき後ろから呼び止められた。
福「えっと、何か..？」
その人はｽﾞﾝｽﾞﾝと私の前まで近づきこう言った。
日「私は綾瀬 日月。今日から黒瀬川小学五年。
貴女の名前は？」
ぇ....新手の不審者？
福「...私は福寿A。黒瀬川小学五年。」
まあ、不審者ってことはこの歳と性別ではないだろうし、私も名前と学年、小学校を教えた。
ここの町内に一つしか小学校ないし同じ小学校ですって言われても驚かないわ。
日「本当...？ぁ、もしかして不登校の子？」
福「うん。」
そう言えばなんで日月ちゃんはここに居るんだろう...
五年生は入学式の片付けに当たっていると思うんだけど...。
福「日月ちゃんはどうしてここに？」
私は気になって聞いてみた。
日「今日小学五年は入学式の片付けに当たっててめんどいから私はサボり〜。」
福「そっか。」
サボりって...。
日「あ！そうだ、だったらAちゃん普段暇でしょ！」
うわぁおこの子私より失礼だ((
福「うん、まぁ一日中家に居るからね...。」
日「え..勿体ない！そんな時間があったらバスケがたくさんできちゃうよ！！」
あ、はい。
日「もし、良かったら放課後...十七時から黒瀬川小学校で私を含めた十一人でバスケやってるからAちゃんもおいでよ！
ずっと家に引きこもってたら体鈍っちゃうよ☆」
失礼すぎるV2
福「でも、他の皆も黒瀬川小学校の人達なんだよね？
だったら私は.....」
トラウマって怖いよね。
日「うんうん、違うとこ。
私が今日の貴女みたいに色んな小学校の近くでナンパして捕まえて来た娘達だからね〜。
今日はたまたま”可愛い娘が歩いてきたな〜チャーンス！“って思ってぶつかって正解だったよ！
来てくれると嬉しいな〜」
何より言わせてもらいたい。
福「貴女の将来が心配だよ。」
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作者名：ぷぅま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/puuma04271/
作成日時：2017年3月7日 19時
