舞い堕ちた少女と流星ボーイ～最終章～ (ページ33)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:37,991 hit

舞い上がって204 ページ33

・

ヒロトが付き合ってますと皆の前で宣言した後急に佐久間君の後ろに炎が見えた。

...ヒロトも。

佐「(薄々は気づいていたが、絶対に奪ってやる...！！)」

基「(望むところだね！！)」

と二人で目の会話をしていたとは知らず私は顔が赤くなっていくのを感じだ。

福『ヒロトそろそろ離して...！』

もう本当に心臓がヤバいから。

それに皆が静かすぎるのが怖いんですけど...！

絶対に後で何か言われるよ...。

鬼「...ヒロトとAは付き合っていたのか」

最初に口を開いたのは鬼道君だった。

基「うん、そうなんだ～。実は結構前からでキs『はいはい、ヒロトは黙ろうね(^言^)』ｳｲｯｽ」

なんかもう盛大に話がそれたねー。

一年組はお顔が真っ赤だわ～。

マネージャー達は「うん、知ってたわ！」とドヤ顔だし。

...いや、言ってないんですけど...。

豪「ヒロトは知っていたのか？Aの過去を。」

基「うん、教えてもらったよ～」

彼氏の特権ってやつ！

と自慢げに言うヒロトの脛を思いっきり蹴った。

私悪くない((

つか、その時は付き合ってないでしょ。

と思いを込めて。

不「で、結局Aﾁｬﾝは自分の過去の事、影山の事話す気あんの？」

福『うん、あるよ？

今更隠さなくってもいいし、それに知りたいでしょ？

影山と私達の関係。』

佐「...いいのか？」

福『心配しなくても大丈夫だよ。

この話を最後まで話すのは始めてじゃないから。』

そう、始めてじゃない。

黒山中バスケ部に皆には去年言ったことがある。

皆同じ過去を持っているから。

それを共有できたときはとても心がすっきりしたんだ。

皆だってなんで私が影山と繋がりがあったのかモヤモヤしてるはず。(主に鬼道君辺り)

私は伝えたい。

だから、言うよ。