モブインはヒロインに恋をした (ページ43)

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マネ業41日目ページ43

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及川side

及「あ～あ合宿終わっちゃったよ～恋したいよ～」

もうなんなのさ！あの黒尾家バカップルは！！

ムッスゥ～徹オコだぞ☆((

御「ｸｽｯ)及川さんならきっといい女性が現れますよ。」

及「そうかなぁ～」

御「はい！」

本当に変わったよなぁ～美玲。

というかこれが本当の美玲なんだもんなぁ～。

そうだよ、魅琴ちゃんの人格が現れたのは六月からだったもんなぁ。

皆が皆、美玲を疑っていたっけ。

あれだけドリンク作ってたのに六月になった途端から「ドリンクのぉ作り方ぁ教えてぇ、下さいぃ～」って言いに来たのは。

その時点で気づいてあげられれば、よかったのに。

勝手に俺達は美玲を嫌っていた。

俺らの方こそ美玲に「ごめん」って謝らなきゃ。

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御「ぁ、そう言えば家に帰ったらたまっている宿題をやらなくてわ...

先が思いやられますわ...。」

及「手伝ってあげようか？」

俺の口からそんな言葉が出ていた。

及「はぁい、皆、明日は宿題の終わっていない俺と美玲の為に練習終わったら勉強やるからね～！」

御「ちょ、及川さんっ！？」

岩「....溜め込むな、とあれほど言ったべや。」

ｽｯとどこから手にしたのか知らないけど岩ちゃんがバレーボールを手に持っていた。

及「まって、岩ちゃん、早まらないでぇぇ！！！いだぁぁああ！！」

御「ﾌﾌｯ」

及「何笑ってんのさ～及川さん、バレーボールを顔面に当てられたんだよ！」

御「すみません、つい...面白くて、ﾌﾌｯ」

ﾌﾜﾘと笑うこの笑顔を守りたい。

そう思ったのは皆には秘密。