モブインはヒロインに恋をした (ページ14)

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マネ業12日目ページ14

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体育館に着くと既に準備をしてくれている凛音ちゃん。

ぉー、早いなー。

神「先輩！！おはようございます！今日も美しいです！！」

そしてこの台詞はいつものことです。

百『ありがとー！

ネットやってくれたんだ...でも、この結びかただとすぐ取れちゃうからもう一回一緒にやろっか。』

神「あ"ぁ！本当だ...この前先輩に教えて貰ったばっかりなのに..！！」

百『癖って自分じゃ分からないもんね..慣れるまで頑張ろう！！』

神「はい！」

それから私と凛音ちゃんはコート整理をしたり、ビブス、タオルの用意をこなす。昼食や夕食の準備は他のマネちゃんと行けばいいし、ドリンクを二人で６校分作るのは無理なのでそこもマネちゃん達とやろう！ってことになった。

で、部員達は今軽く自主練中。

.....一人を除いて。

神「ｲﾗｯ)あいつおっそくないですか？」

百『ｱﾊﾊｰ昨日ラインで教えたのにな...』

神「(あいつ先輩とラインを！？...ズルい！！！！)」

百『凛音ちゃーん、顔が怖いよー？』

まぁ、怒る理由も分かるけどね(苦笑)

灰「おはざーす！！」

黒「“おはざーす！！”じゃねぇーよ！！リエーフ、何分遅刻だと思ってるんだ！？25分の遅刻だぞ！？」

主将もオコ。

灰「ぇー、そんぐらい良いじゃないです、ｲﾃﾞｯ」

夜「よくねぇーよ！さっさと着替えてこい！！」

やっくんもオコ。

灰「夜久さんに蹴られたーいーたーいー

A先輩慰めて下さい！！」

ん？

なんかリエーフ君が犬のような目で私の身長に合うように屈んだ。

百『よしよーし？』

とりあえず頭を撫でておいた。

灰「ﾊﾟｧｧ)ありがとうございます！！！！」

ぁ、遅刻したのはリエーフ君ね。

なんでも、猫と遊んでたんだって。

可愛いよねー

神「あの、先輩私も＿＿＿＿」

百『ん？どうしたの？』

神「“A先輩”って呼んでも良いですか？」