舞い堕ちた少女と流星ボーイ～第3章～ (ページ15)

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舞い上がって99 ページ15

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福『それからというもの父の会社は凄く上手くいくようになったらしい。』

基「“らしい”？」

福『うん。
実は父と同じ会社で私のお手伝いさんも働いていた時期があったらしくて小さい頃聞いたの。』

“お手伝いさん”というのは勿論“亞杜覇”さんのこと。

あの時凄く驚いた事を今でも覚えている。

基「それで...お父さんは..？」

福『.....今から、話すよ。』

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櫟「.....ただいま。」

福「お帰り～！おとーさん！！」

薺「.......お帰りなさい。」

白「お帰りなさい！ささ、ディナーにしましょ♪」

福「うん！そうしよう！！」

薺「..........。」

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最近、お父さんの様子がおかしい気がする。

Aはお父さんの異変に気づいてるっぽいけどお母さんがどうか分からない。

お母さんは人に感情を悟られないようにするのが得意な母は時々何を考えているのか娘の私でも分からないときの方が多い....かもしれない。

.....これから何が起こるか..分からない。

いや、起こってはいけない。

Aや母を私が守らなければ！！
2×××年1月15日 N
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基「今のって...、」

福『姉の...日記。

小さい頃に見つけてさ、姉は私を守ろうとしてくれていた！のに...！私は....！』

基「落ち着いて、ゆっくりで良いよ。

続き聞かせてくれるかな？」

福『うん』