2,何?新手のいじめ? ページ3
A「ふ〜…此処まで来ればもう平気だよね…」
まったく…
カークランド先輩が私に
「俺のプリンセス!」
なーんて言うから、私、周りの女の子からめちゃめちゃ睨まれたんだよ…。
A「しかも、前世の恋人って…何処の漫画よ…」
私は、ぐちぐち言いながら長い廊下の角を曲がろうとした時
「ヴェ!?」
A「っわ!?」
人とぶつかった…
A「す、すみ「ヴェー!!!ごめんなさい!ごめんなさい!何でもすから叩かないでー!!」
……」
必死に土下座して謝るヘタレの人…。
一言で表すと…
めんどくさい…
あ〜…何で今日は、こんなにめんどくさい人ばかりに会うの?
A「あの…そんなに謝らないで下さいよ…。何か…私が悪いことしたような気持ちになるので」
そう言うと、ヘタレの人は、ゆっくり立ち上がって…
「ヴェー…ごめんね…。つい癖で…」
ヘタレの人が顔をあげた。
ん?何処かで見たことある人…
フェリ「俺の名前は、フェリシアーノ・ヴァルガス。フェリって呼んでね。君は?」
A「私は、如月A。よろしく、フェリ」
ん?フェリシアーノ・ヴァルガス…。
あのロイヤル科1年の?
A「あれ?フェリってロイヤル科?」
そうするとフェリは、悲しそうに頷く。
え?何で?そんな悲しそうな顔をするの?
A「フェリ…何で?」
フェリ「ヴェ…」
A「そんなに悲しそうな顔するの?」
フェリ「だって…皆…俺がロイヤル科だと解ると普通に接してくれなくなる…。付き人みたいになる…」
そうして私の方を見て、
「君もそうなるのでしょう?」
問い掛けてる気がする…
A「フェリ…
何で私がヘタレな貴方の付き人みたいにならなきゃいけないの?
百歩譲っても嫌だ。」
フェリ「ヴェ!?」
A「私は、貴方を友達と認識した。だから私は、フェリがロイヤル科でも神でも私は、フェリの事は、大切な友達として接していくから」
フェリ「ヴェ!?……」
『貴方が王子でも王樣でも私は、貴方を大切な友人として接していくからね』
フェリ「ヴェ…君だったんだね…」
A「え?フェリ?」
フェリ「やっと会えたね…」
A「え?さっき会ったばかりだけど?」
フェリシアーノは、私に抱きつき…
フェリ「ずっと会いたかった…俺のプリンセス…」
はぁ!?
何?新手のいじめ?
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作者名:氷季 | 作成日時:2012年5月28日 8時