２人きり ページ2
シルク「マサイ？俺大丈夫だから気にすんな」
『あ、あぁ……、ごめん。』
シルクの声でハッとし、慌てて言葉を返す。
それ以降撮影は進んだが俺はほぼ放心だった。
気が付けば太陽が傾き始め、空は茜色に
染まっていた。
シルク「じゃーなー」
ンダホとモトキは家へと帰り、
シルクの部屋に俺と2人が取り残された。
シルクを好きになったのは多分おそらく前から
だと思うが、この想いに気付いたのはつい、
最近のことだ。
つまり、シルクを意識して初めての2人きり。
俺はそんな状況には堪えられる気がせず、
用事があると嘘を言い部屋を出ようとする。
シルク「あ、おい、マサイ！」
後ろから声をかけられるが、
俺は真っ先に玄関へと早足で向かう。
シルク「マサイってば…！！」
『ちょっ、うわっ…！？』
ガタンッと大きな音が廊下に響き渡る。
『いってぇ……』
何が起きたのか状況が分からないままだが、
手をつき起き上がろうとする。
シルク「いった……」
起き上がろうとした俺の目の前には
上目遣いで俺を見上げるシルク。
『えっ、ごっ、ごめんっ…！！』
シルク「あ、いや…、大丈夫だけど…」
俺はそのまま逃げるようにしてシルクから離れ
部屋を出て、扉を乱暴に閉めた。
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凛月(プロフ) - 、さん» 見落としていました。ありがとうごさいました。 (2018年7月23日 22時) (
レス) id: 9c150fb34b (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月23日 21時) (レス) id: 3c9ca68a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さな | 作成日時：2018年6月2日 12時
