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小さい頃からそばにいて
幼馴染
友達
同級生
腐れ縁
ストーカー
関係を示す言葉は、沢山あるけど
すばるの中では、私は一体何・・？
「ふふふっ、Aちゃんの願い叶えたるで」
と、再び呪文を唱えたマルちゃん。
「はい、魔法のチケット」
「・・・これ」
「自分の目で確かめてみぃ。
すばる君が笑って楽しく音楽に没頭してるか」
差し出されたチケット。
受け取らずにいた私の手にそっと握らせてくれた。
「ほんで、Aちゃんが知りたい事聞いておいで」
「マルちゃん・・」
「これ、魔法のチケットやから大丈夫やで」
4月15日 ＰＭ6：30
知らないバンド名が書かれたライブチケット。
だけど、これは・・・
すばるのバンドのライブチケット？
「行き、ますよね？」
何も言わない私に自信満々だったマルちゃんの表情が段々曇っていく。
私は、そっとテーブルの上にチケットを置き
バックを漁った。
貰ったチケットの横に
バックから取り出したモノを並べた。
「Aちゃん、それ！！」
「郵便受けに入ってた」
封筒にも入れず、1枚だけピラッと入っていた。
ただの無料配布物かと思えるぐらい
気付かないまま、捨てちゃうかもしれないのに
ピラッと。
亮君が送ってくれたあの日、溜まったポストの中から見付けたんだ。
目に留まった日付。
よく見たら販売金額まで印刷されてるチケットで
もしかしたら・・って、大切に取っておいた。
ソレがマルちゃんがくれた、チケットと全く同じモノだったんだ。
「すばる君やん！！」
「・・そう、なのかな？」
もしかしたら。
封筒に入れてないのがすばるぽいって淡い期待していた私。
マルちゃんに確かめたら良いじゃん
と、思ったけど怖くて無理だった。
「それしかないですって！！」
断言してくれるマルちゃん。
だけど、まだ信じられない私がいる。
「すばる君、Aちゃんを呼んでるんですよ！！」
本当・・・？
本当に、そうなの？
観に行ってもいいの？
会いに行ってもいいの？
会ってくれるの？
すばるに会ってもいいの？
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ちい(プロフ) - 久々に泣ける作品に出会えました(T_T)最初から、最後まで涙が止まりませんでした(T_T)もう最高でした(T-T) (2018年10月28日 2時) (
レス) id: 0f7d6e48b0 (このIDを非表示/違反報告)
青色おーの(プロフ) - purumeria44さん» さいごまですばるくぅぅぅん！でした！笑キュンキュンしながら読ませてもらいました！完結おめでとうございます！ (2018年10月27日 21時) (レス) id: 586fcfcda5 (このIDを非表示/違反報告)
purumeria44(プロフ) - 青色おーのさん» 最後まですばるくぅぅぅん！でしたでしょうか（＾∇＾）最後の最後は、唄人君でしたのでどうだったかな？と思ってます（≧∇≦） (2018年10月27日 20時) (レス) id: f628902e79 (このIDを非表示/違反報告)
purumeria44(プロフ) - 可憐さん» コメントありがとうございます！無事完結しました☆次回作も良かったら読んでね( ＾∀＾) (2018年10月27日 19時) (レス) id: f628902e79 (このIDを非表示/違反報告)
purumeria44(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» 時間軸としては、唄人君が最初ですが、腹黒もヘタレ君も付き合った後にプロポーズしてます！亮君はですね、あの子1番動いてる割には、動かしにくい子で亮君編の公開はまだ先になりそうです-_-b楽しみにしてね☆ (2018年10月27日 19時) (レス) id: f628902e79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：purumeria
| 作成日時：2018年10月6日 17時
