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安田君の反応は、当たり前。
当たり前なんだけど・・
そんな事を考えてたせいか、気付かなかったんだ。
「A」
「！！？」
「忘れてへん？」
ブ、ブラック安田。
な、なぜ！！！？
「俺の事、何って呼ぶ約束やったっけぇ？」
「・・・あ、それは・・」
「次はちゃんと呼んでって言うたよな？」
覚えてます。
覚えてますとも！
ここで可愛く
“ 章大ごめんね ” って言えたら良かったんだろうけど
ナナコちゃんみたいな態度は取れない。
「それとも何、お仕置き、して欲しいとか？」
違ッ！断じて違うッ！！
「くくくっ、冗談や。
つーか、そのままでええよ」
「え？」
「大倉とええ風になり始めたんやろ？
そろそろ準備せーへんと」
「・・準備」
「仲ええのが急に別れたらおかしいやん。
それに春休み入るから丁度ええし」
「別れには最適やろ？」と、笑って言う安田君。
痛い。
「そう、だね」
痛い。
「あんまり仲良いとアレだし、ね」
痛い。
「ケンカするテイでもいいけど、あんまりブラック安田は出さないでね」
痛い。
「ブラック安田？
なにそれ？そんな風に思ってたん？！」
痛いんだ。
「何気に怖いんだよ！ブラック安田は！」
ちゃんと笑えてる？
この胸の痛みに気付かれてない？
「もーぉ、ひどいでAちゃん」
何で胸がこんなに悲鳴を上げるのか。
何で離れる事に寂しさを感じてるのか。
私は、
「ほら、とりあえず帰りまたここでええ？
徐々に距離取る感じで迎え行く事から辞めるな？」
「うん・・」
気付かないフリをしたんだ。
これ以上、安田君の優しさに甘えられない。
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れさ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです！夜遅くまで読んじゃいました 汗。続編は我慢して明日読むことにします…… (2018年10月21日 2時) (
レス) id: 0e96f1e783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：purumeria
| 作成日時：2018年6月2日 21時
