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「くくくっ、おもろい奴。
一口くれ！」
「ヤダ」
そうくる可能性があるかもと思ってた。
今度こそ取られないようにスプーンを死守。
「たった一口や！」
「最後一口、パスタ勝手に食べましたよね？！
もう、あげません」
「ケチ」
「だって、美味しいもん！」
「大倉！
プリン、お子ちゃまに出して何で俺には出さんのや！」
よし！勝った！
「甘い物苦手やったとちゃうん？
てか、食いかけ食うたん？」
「お子ちゃまが美味そうに食うからや！
パスタん時もこれも、美味そうな匂いさせてるやん！」
「・・・もしかしてAちゃんの事気に入ってへん？」
はい？まさか〜
どうせ、お子ちゃまだからとか揶揄うと面白いからとかそういう理由でしょ？
「・・・」
・・何で黙るのよ！
で、何で意味深に見つめてくるのよ！？
「頑張れば立つ」
はっ？！何が！！？
「色気は俺に任せろ。
全部預けてくれたら、最高の女に育ててやるわ」
と、私の腰に腕を回す男。
「ちょ、冗談はよしてや！」
「俺が冗談言う男に見えるか？」
大真面目な顔で大倉君に宣言してる男。
つっっ と、指が私の脇腹をなぞってるんですけど！！
ザワッと肌が波立つ感覚に身体がピクッと反応しちゃうんだ。
「・・へーぇ、ええ感度やん。
今から行くか？それともそこのトイレにしけ込んで
「あかん！！」
「なんや、大倉同意の上ならええやろ？
それとも他に理由・・、へーぇ」
「・・Aちゃんはあかん」
「黙っとけ、ヘタレは大人しく酒でも作っといたらええねん」
「・・・」
「ほな、A行こか」
いやいやいや！
勝手に話進めないで！！
合意してない！
全く合意してません！！
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れさ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです！夜遅くまで読んじゃいました 汗。続編は我慢して明日読むことにします…… (2018年10月21日 2時) (
レス) id: 0e96f1e783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：purumeria
| 作成日時：2018年6月2日 21時
