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クラブ初体験中な私。
だから、この賑わいが普通なのかもしれないけど
来る客来る客女の子なのは普通？
そりゃ、男の客もいるにはいるんだけどそれ以上に女の子が多い。
それに
『忠義〜ぃ』
『章大っ』
と、黄色い声が聞こえてきちゃってる。
その皆さんが皆さん、揃いも揃って
お腹見えてますよ？！
お尻見えちゃいそうですよ！？
魅力的な谷間見えてますよ！？
シースルーし過ぎ？！
な、ぐらいの格好。
いや〜ぁ、凄いです、マジで。
「大倉君、お酒お代わりいい？
後、普通に作って欲しいんだけど、ダメかな？」
やっぱり忙しいのか、カウンターから離れてた大倉君が戻って来た時 私は声をかけた。
「あー、薄過ぎた？」
「うん、ちょっとね」
「ヤスは？」
「わかんない」
カウンターを大倉君に頼んで以来、1度もここに顔を見せに来てないんだもん。
どこにいるかさえわかんない。
「じゃ、1杯だけやで？
ヤスには内緒な？」
「うん！」
「それと夜飯軽く食うたってヤスが言ってたけど」
そう言って私の前に出してくれたのは、出来立てホヤホヤ湯気が立つパスタ。
お腹が減ってたって思い出しちゃう程の美味しそうな匂い。
「俺が作ったから味の保証はあらへんけど酒ばっかじゃあかんやろ」
「えっ？これ、大倉君が作ったの？！」
「まぁな」
「ありがとう！」
大倉の手料理、まさか食べる機会があるとは本当 夢にも思わなかったよ！
濃厚でクリーミーで、うん！
「美味しいっ！！」
「ほんま？良かった〜ぁ」
ニッコリ笑う大倉君。
その笑顔を見てホッとしたんだ。
最近、会うと不機嫌な姿しか見てなかったから。
何かあったのかな？
私何かしちゃったのかな？
って、心配してたんだ。
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れさ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです！夜遅くまで読んじゃいました 汗。続編は我慢して明日読むことにします…… (2018年10月21日 2時) (
レス) id: 0e96f1e783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：purumeria
| 作成日時：2018年6月2日 21時
