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あんなに泊まるの渋ってたけど、
ちゃっかりお風呂もお借りして、松村のスウェットもお借りして、
「やっぱ、大きいな(笑)」
「そりゃあそうよ」
なんだか嬉しそうな松村横目に髪の毛乾かし始めるんだけど、なんか視線を感じる。
「....何ですか？」
「俺が乾かす」
「何でよ」
「いいから、貸して」
まぁ乾かしてくれるっていうなら乾かしてもらおうか。
ドライヤーを渡すと、
「ん」っと、ここに座れと指さしてくる。
その場所は松村の足と足の間....
「な」
「早くここ来て」
「は、はい」
いきなりこんな彼氏彼女みたいなのがむず痒くて困るんですけど。
絶対似合う顔赤いけどお風呂上がりってことで誤魔化せるか。
そして私の髪を松村が、松村の髪を私が乾かして、寝る準備は万端。
「俺、ソファで寝るから」
「何で？」
「何でって、お前」
「私がソファ使うよ」
「それは無理」
ってもうソファに毛布と布団持って寝る体制に入ろうとしてる.....
何もしないっていうの守ってるんだろうなって何故か男目線で考えてしまってる(笑)
「ねえ」
「んー」
でもそれがすこし寂しいと感じてしまう。
彼氏彼女なら同じベッド寝るもんじゃないのって。
さっきまでの私はどこにいってしまったんだろうか。
「ねえ、」
「もー寝ろって」
「ねえ」
「なぁしつこ...」
「北斗」
毛布と布団にくるまってた松村が勢いよく起き上がって私の方に駆け寄ってくる
「なんて言った今」
「ねえ」
「ふざけんなよ(笑)」
「ふふふ」
「ねえ、北斗って言った」
そう言ったら私はまた大好きな人に抱き締められていた。
「何？」
「ははは、松村かわいい」
「おい、戻るなよ」
「徐々に慣らしていこうかと」
「もうそれでもいいわ」
「はい、次そちらの番です」
「え」
まさか自分は言わないなんて事ないよね？って目で訴えかける
というか、そちらからやめない？って言ってきたんでしょうが。
中々私の名前を呼ばない松村に痺れを切らしてベッドに潜り込む。
酷いよね？これ私間違ってないよね？
「A」
思ってた何倍もの近さで、耳元で自分の名前が響いた。
気づいた時には松村もベッドの中に居て、後ろから抱き締めてくれてて、なんだか涙が出そうになった。
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遥(プロフ) - みそんちさん» コメントありがとうございます！！ご希望に添えられるように頑張ります！！♡ (2022年3月18日 19時) (
レス) id: 12fb1fd183 (このIDを非表示/違反報告)
みそんち(プロフ) - 初めまして！松村担の者です。番外編是非是非是非是非是非是非！お願いします！ (2022年3月16日 1時) (レス) id: 7c93b76399 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - かいとんさん» 嬉しいコメントありがとうございます！励みになります！！ (2022年3月8日 18時) (レス) id: 12fb1fd183 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - まゆみんさん» コメントありがとうございます！松村サイド、私も読んでみたいです笑 お声が多かったら挑戦してみます！ (2022年3月8日 18時) (レス) id: 12fb1fd183 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 本当に素敵な作品でした！！これからも頑張ってください！ (2022年3月8日 18時) (レス) @page29 id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥 | 作成日時：2022年2月24日 23時
