嵐 VS G �� ページ4
結局そんな都合の良い棒も無いし、武器になる物もなくて誰も何も出来ないでいると、アイツがまた動きだした。
ササーッとドアのすぐ横のゴミ箱の後ろに隠れて姿が見えなくなった。
それも恐ろしいよ！！
松「うわー…こういうのマジでヤダぁー…」
櫻「いきなり出てくんのがマジ怖ぇんだよなぁ」
相「誰か勇気を出してゴミ箱どかしてみる？」
ニ「イーヤ、俺は絶対無理！相葉さんお願いしますよ！」
相「俺だってヤダよっ！！(笑)」
ニ「おおお願いリーダー！！」
すがるように隣の男に頼むと、なんとリーダーが男らしくゴミ箱の方へ向かっていくではありませんか！
カーーッコイイ！！
大「え、ゴミ箱どければいいの？」
松「ちょっとさ、どけてみて！」
相「あ、じゃあ一緒にやろうリーダー！」
櫻「急に！？(笑)」
出ましたよ、相葉氏の一緒にやりたい願望。
相「じゃ、せーので、どかそう！」
ニ「二人とも気を付けてね」
とか言いながら、自分はちゃっかり安全地帯に避難。
大「いくよ？」
相「いいよ！」
大相「せーのっ」
二人で一緒にゴミ箱を持ってどかした。
けど、まさかのヤツがいない。
大「あれぇ！？」
相「ええッ！」
まさかの事態にみんなしてキョロキョロと部屋を見回した。
と、その時。
相「あぁーーッ‼‼ あぁあああーーッ‼‼」
突然、相葉氏が自分の首を手で払いながら暴れだした。
その反応が怖すぎて何度も自分の体がビクビクと跳ねた。
櫻「なになになに！？相葉くんどうしたのっ！？」
相「…あ、ごめん、自分のパーカーだった！(笑)」
笑いながらパーカーを触る男。
松「おおいっ！(笑)」
相「ごめんて！(笑)違うの、パーカーが首にカサッて触れて、いま超敏感になってるからヤツが首に付いたのかと思って勘違いしちゃったのっ！(笑)」
ニ「なんなんだよぉーー！！」
櫻「もうさぁ…ゴキブリより相葉くんの反応が怖かったわ…」
大「俺も今、相葉ちゃんの反応にびっくりした(笑)」
ニ「もぉさぁー、この人のこういう反応がいっっちばん怖いんだって！」
相「だからごめんてぇ！！(笑)」
松「つか、アイツどこ行った！？」
Jの言葉で我に返り、再び辺りを見回した。
どこ行ったのっ！？
大「おおっ！！いたっ！」
リーダーが、持っていたゴミ箱をバンッと手離すと、倒れたゴミ箱の下からカサカサーッと黒い影が現れた。
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作者名：さくら 樹里
| 作成日時：2021年1月4日 2時
