恐るべし催眠術�� ページ26
時間的に一旦ここで動画を切って。
俺と翔ちゃんですぐに動画の撮れ高を確認して。
その間もまだリーダーが松潤で遊んでいる。
そんな二人の様子を見ているニノが、テーブルの上の紙コップに入ったコーヒーを飲み始めた途端。
今度はニノの方へ松潤が寄っていった。
ニ「えっえっ！？」
松「わんっ」
ニノに向かってヘッヘッと舌を出している。
面白いからこれも撮っとこ！！
ニ「えっえっ、コレはどういうことですか！？」
相「コーヒー飲みたいんじゃないっ？」
ニ「えっ！？嘘でしょ、コレ！？」
相「ほら、待ってるから！可哀想だから、ニノちゃん飲ませてあげなって！」
無茶振りしてみたら、戸惑うニノがコーヒーを持ちながら松潤の目を見た。
ニ「…コレ飲みたいの？」
松「わんっ」
ニ「…ホントかなぁ…飲みたい⁈」
松「わんわんっ」
ニノが挙動不審なくらいにキョロキョロ視線を泳がせながら松潤の目線に合わせるようにしゃがんだ。
ニ「はい」
ニノが松潤に向かってコップを差し出した。
すると、まさかのコップに顔を突っ込んでペロペロ舐めだした。
ニ「い〜〜ヒヒっ…(笑)」
ニノが目をギュッと瞑って笑いを噛み締めている。
櫻「何コレ何コレぇ〜〜！！(笑)」
相「わっ、ちゃんと舐めてるぅ！」
大「おほっ、すげぇなぁ〜」
松「♪」
紙コップでコーヒーを飲ませているニノが楽しそうというか、ちょっと照れながら笑っている。
ピチャピチャ、一生懸命飲んでいる松潤が可愛いんだろうね(笑)
だけど、コーヒーが床にも松潤の顔にも飛び散りまくり！
ニ「あーあー…待って待って、コーヒーが顔についちゃってるから」
紙コップを離して、テーブルの上のティッシュを一枚取って顔を拭いてあげようとしているニノ。
だけど松潤はコーヒーのお預けくらって怒っているのか拭かれるのが嫌なのか、顔をブンブン振っている。
ニ「ああっ…ごめんごめんごめん！ゴメンゴメン！ああ〜っ！」
ご機嫌ななめの松潤の顔をニノがティッシュで拭きながら一生懸命なだめて。
そのうち急に興奮しだしたのか、ニノの肩に両手をついて乗っかろうとしだした。
ニ「あぁ重たぁーい！！重たいよぉー！！」
松「ワォんっ♪」
相「ダメダメ！ニノが潰れちゃうからっ！(笑)」
リーダーがめっちゃ笑ってるし(笑)
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作者名：さくら 樹里
| 作成日時：2021年1月4日 2時
