ARS's Story －My Dream－ (ページ3)

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嵐 VS G ③ ページ3

ニ「ねぇリーダー追っ払ってよ」

相「お願い！リーダー！」

大「え、ヤダ」

松「あなたならイケるでしょ！？」

大「え、ヤダよ(笑)」

櫻「お願いしますって、大野さんっ！」

大「え、ムリ(笑)」

ニ「えーーー！？嘘でしょ！？」

大「バカか、無理だわ」

ニ「だってあなた一番こういうの強いでしょうよ」

大「いや、あれは無理だろ」

腕を組みながら険しい顔で言う。

さすがの大野さんでも無理かぁ～！

ニ「じゃ、相葉さん」

相「俺もあれは無理だなぁ…(笑)」

ライオンと戦っている相葉さんでも苦笑い。

いい歳した男5人が手も足も出なくてただひたすら呆然としていると、アイツがまた動きだした。

ビクッとしながらアイツから逃げ回っていると。

最悪なことに、壁を伝って唯一の逃げ道である楽屋のドアのど真ん中で動きを止めた。

これじゃあ、楽屋から逃げることも出来ないじゃーーん！！

松「なんでそこで止まんだよぉーーッ！！」

櫻「ああ…もう完全に閉じ込められたわ」

相「あー最悪(泣)せめてさ、そっから動いてくんないかなぁ～」

ニ「なんか投げてみる？」

思いっきり隣にいる男に向かって言うと、リーダーが近くにある紙をクシャクシャと丸めてソイツに向かって投げた。

けど、全然届かない。

ビクともしない。

ニ「全っ然ダメじゃない！」

大「ちょっと遠いんだよなぁ」

ニ「じゃ、もっと近づいて」

大「ヤダよ、飛んできそうじゃん！」

そうなったらもう、一瞬で気を失うよ。

櫻「ちょ、足で床をドンドンしてみる？」

翔ちゃんの提案で、男5人で床をドンドンと足で鳴らしてみるも、1ミリも動かない。

嘘でしょ！？

相「完っ全にバカにされてるね(笑)」

櫻「『どうも、私がゴキブリですけど何か？』て感じですげぇ堂々としてんだけど」

松「スゲー腹立つーーー‼‼」

ニ「あーもう…これからは常にゴキジェット持ち歩こ」

大「鞄にゴキジェット入れたくねぇなぁ」

今悩むとこはそこじゃないのよ。

相「なんかさ、棒とかない？」

櫻「棒！？」

相「なんかさ、長い棒とかでさ、ドゥクシ！て(笑)で、棒に刺さったままゴミ箱に」

ニ「貫くんスか！？」

松「いや、それは無理だろ(笑)」

大「相葉ちゃん残酷だな(笑)」

そうなのよ、この人ってたま～にそういうこと言い出すからね。