初対面__長女 ver. ページ8
JIA ver.
スカウトされた
なんかよくわかんないけど
「今日は来てくれてありがとう。プロフィールを見た時は容姿に惹かれたが、さっき君の声を聞いて是非練習生になって欲しいと思った。君はまだ若い、1度考えて欲しい」
今日、ジアは初めてひとりで事務所に来た
芸能事務所として、10歳の女の子を受け入れることは異常なことではなかった。10代の頃から訓練を受け、安定した技術を習得させることが望ましいのだ
ジアのプロフィールを見た時、目立つことは特になかった。彼女の家系以外は、
知る人ぞ知るムン・ユンヒョンの娘だと
まだ記憶に新しい名前だから上の人間は話題性を呼ぶにはピッタリだと
だが、彼らの意見を押し切り、ジアに選択肢をあげたのはパンPDである
欲しいのは彼女の苗字でなく、音楽に対する情熱、欲だった
それに、人生を左右することだから
「歌が好きだと聞いたよ、」
「はい。家族みんな音楽が好きです」
「歌手になりたいと思ったことは?」
「 …特には」
そりゃあ、子供が将来について考えたることは少ないだろう
ましてや練習生だなんて。
デビューできるかも不確かな世界に娘を入れるのは親としても不安で仕方がないであろう
「そうか、」
少しでも彼女の不安を取り除いてやろうと話続けようとしたところにちょうど電話がかかってきた
画面には“キム先輩”の文字が
「すまない、電話に出なくては。少しの間、ここで待っておいてくれないか?」
そう言い残し、パンPDは部屋を後にした
やることが無い
いや、学校で時間の有効活用が大事だって…
宿題やるか ※優等生だなぁ
5分程経ったころ、ノックが3回静かな部屋に響いた
まさか本人がノックをして入ることはあるまいと思ったジアはどのように対応すれば分からず、次の行動を待ってみることにした
するともう一度3回ノックがあった
「PDニム?」しかし、今度はドアが開いた
入ってきた青年はPDの作業室で3年生のものと思われる教科書を広げる女子に驚いた
「あ-その、パンPDニムは電話をしに…」
「 …そうです…か。ちなみに君は…?」
「あ!ムン・ジアです。見学に来ました」
「ミン・ユンギです。」入社したら会う機会が増えるかもな、
「初めまして、」
Happy Birthday J-HOPE🎉→←ウリエギいぇな
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作者名:ルカ | 作成日時:2022年12月24日 22時