来なきゃよかった ページ28
キュヒョン｢…チッ。何も問題なしだ。｣
顕微鏡から目を離して何も病原菌がでなかったチョ助教授の顔はほんとにつまらなさそうな顔(苦笑)
カンイン｢相変わらず菌バカだな。お前が喜ぶ菌がうちの牛から出てきたら俺は破産しちまうよ(笑)｣
ユノ｢ま、何もなくて良かったじゃないすか(笑)整腸剤出しときますよ。A、トランクに薬積んであるから、そっから整腸剤１ケース取って来て。｣
A｢はい。｣
車のところへ行こうとして鍵がないことに気がついた。
A｢そっか…チャンミン先生が持ってるんだ…。｣
｢美咲お姉ちゃんはね、チャンミン先生のことが好きなんだよ？｣その言葉が呪文のように頭の中でクルクル回る。
A｢関係ない関係ないっ！誰が誰を好きだろうと私には関係ないことっ！早く薬取りに行かなきゃ！｣
牛舎の出入口からチャンミン先生を呼んだ。
A｢チャンミン先生！車のキー貸して下さーい！｣
チャンミン｢キー？おぅ！今持っ｣
美咲｢私が持っていきます！｣
先生がポケットから出した車のキーを美咲さんがひったくるように奪うとツカツカと私のところへやって来た。
美咲｢早く持って行きなさいよ。｣
押しつけるようにキーを渡された。
A｢あ…ありがとう。｣
美咲｢つまんない事でいちいちチャンミン先生を呼びつけないでよね。｣
ぶつぶつ文句言いながらチャンミン先生の元へ戻っていった美咲さん。
｢私の先生に近づかないで｣と態度で言われた気がした。
A｢…来ない方がよかったのかな。｣
誘われたとはいえ、デートだと勘違いするし、何だか自分がここにいていいのかどうかわからなくなってきた。
A｢あ…弁当…。｣
勘違いついでに朝早くから起きて作ったチャンミン先生のお弁当。
チョン助教授やチョ助教授がいるとは思わなくて出すに出せなくなってシートの下に隠したお弁当。
A｢ほんとバカみたい…。｣
整腸剤の薬を出して代わりにお弁当をトランクの奥の方へ隠して置いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 614人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひろ(プロフ) - bubuさん» 読むわよ、これからもね！ (2016年4月9日 17時) (
レス) id: 7e1fad6f3e (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 愛絵理さん» ハッピーエンドまではまだまだかかりそうで^^;キーーーってなっちゃうかも知れませんが読みに来てくれるのを信じて私も待ってます！ (2016年4月8日 22時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ちゃみゅさん» ありがとうございます！私もこうしてコメント頂いて更新の励みにしてます！また来てくださいね！ (2016年4月8日 22時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - ひろさん» ドキドキワクワクからの何でやねーんってツッコまれそうな展開になるかも知れないけど読んでね(笑) (2016年4月8日 22時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
bubu - みぃなさん» いつまでも追っかけに来てください(笑)まだまだすれ違っちゃう二人ですがじれじれしながらハッピーエンドまで待って下さいね。 (2016年4月8日 22時) (レス) id: 7973905f27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：bubu | 作者ホームページ：http://twitter.com/comububu
作成日時：2016年1月30日 22時
