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7人で初めての雑誌撮影を終えて、カメラマンさんのチェックを待つ。
なにわ男子というユニットが出来たこと、出来ること、まだファンの人たちは知らない。
長『.....なんか、ドキドキしますね』
『うん、ドキドキする』
和『どれどれー？』
大橋くんが僕と謙社の心臓の音を聴き比べて、
和『んー、長尾の方が大きいかも！』
嬉しそうに笑った。
大事にしたい。
一生大事にできるように、今度こそ。
「おおにっちゃん、」
『？』
こそっ、と右耳から大ちゃんの声。
きゅっと抱き寄せられた肩に少しだけドキッとした。
「今日この後ちょっと一緒おれる？」
『え、今日東京戻らへんの？』
「おん。明日始発で戻るから遅くまではムリやけど」
ドラマの撮影に追われる大ちゃんは、楽しそうで嬉しそうでキラキラしていた。
連絡するのを躊躇する時があるくらい、充実してるなって見てて思う。
「久しぶりにご飯でも...、」
和『行くー！』
『「へ？」』
和『大ちゃん最近忙しかったもんなぁ...！』
丈『何なに？何騒いでんの』
和『この後みんなでご飯行きたいなぁって！』
恭『大吾くん行けるんですか？』
道『決起会ですね』
そう思ってたのは流星だけじゃなかったらしい。
みんな大ちゃんのキラキラに引き寄せられてあっという間に全員参加のご飯会になってしまった。
ちら、と大ちゃんを見ると同じ様にこっちを見ていた大ちゃんが肩をすくめる様な動きをする。
それは"残念だね"のポーズだけど、7人でご飯に行けることを喜んでるようにも見える。
「おおにっちゃん...？」
『え？』
「どうしたん？」
掛けられた言葉の意味がわからなくてポカンと大ちゃんの顔を見ると、
「これ...」
大ちゃんが流星の腕に視線をやった。
あ...、
『どうしたんやろ、』
それは本当に無意識に。
大ちゃんの袖を掴む自分の手。
言われても何でか離す気になれなくて、その手をぼんやり見ながら大ちゃんの言葉を待つ。
わからんけど、何か、もう一言だけ、
流星への言葉が欲しかった、
「ここにいるよ」
『知ってるよ？』
「これからもおるよ」
『うん』
大事にしたい。
一生大事にできるようにしたい。
そう思ったのは今回が初めてじゃない、
つまり流星は今まで"一生"を叶えられてなかった、
丈『はいそこ！イチャイチャしてんと！行くで！』
丈くんの声に顔を見合わせて、これから行くお店を相談してるみんなの輪に入っていった。
＊
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あさ、(プロフ) - とても面白かったです！大西畑大好きなので、また更新してくれると嬉しいです。楽しみにしてます！！！待ってます！！！ (2020年4月29日 16時) (
レス) id: 588c716fc1 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆ(プロフ) - ぽんさん» コメントありがとうございます(*¨*)今後も更新していくので宜しくお願いします！ (2019年5月17日 11時) (レス) id: 9c3d0dd1e0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 更新楽しみにしています！また更新してくれると嬉しいです (2019年5月17日 11時) (レス) id: 8bb0c991f7 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年5月17日 11時) (レス) id: 8bb0c991f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゆ | 作成日時：2019年2月10日 20時
