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side:D
しっかりと、しっくりと、この腹に落とし込みたい。
なんて暇は正直なかった。
同じユニットになったメンバーから次々くる連絡。
そこからの顔合わせ、雑誌撮影、それからドラマ撮影。
スケジュールが一気に埋まっていく。
それは嬉しいことやけど、まるで考えるなと言われている様な気分になってくる。
「おはようございまー..す、ってまだ誰もおらんのか」
東京でドラマの打ち合わせとポスター撮影を終えて、朝イチの新幹線で雑誌の撮影でスタジオに戻ってきたけどお陰で早すぎたのか控室にはまだ誰もいなくて、スタッフさん何人かと挨拶を交わした後、とりあえず台本に目を通しながらユニット結成から初めて全員で顔を合わすメンバーに少し緊張していた。
みんなどんなテンションで来るんやろう、なんて考えて居る内に気づけば頭がぼーっとして、
そんで気づけば、
？『大吾！流星！もう撮影始まるで！』
？『大ちゃーん、りゅうせーい！起きて―！』
肩を揺すられる感覚で目が覚める。
「んー..、」
？『メイクさんとか待ってるから起きや』
「あれ、..丈くん、はっすん」
和『あ！起きた！おはよー』
「おはよ」
丈『暢気に挨拶してる場合ちゃうねん！もう行くで。ほら、流星も起こして』
まだ寝起きでぼーっとする視界で丈くんに言われてようやく隣に温い感覚があることに気づく。
丈『恭平！お前ら先行って準備して』
和『流星起きやー？』
『んん、』
「はは、気持ちよさそうやなぁ」
いつの間にか机に突っ伏して眠っていた俺に肩引っ付けて眠っているその姿に思わず頬が緩ますと、ぺちと軽やかにはたかれる。
丈『ええから、起こして』
「おおにっちゃーん、朝やで」
和『むしろ昼に近いでー！撮影終わったらご飯行こなー』
『んー..、』
気だるそうにゆっくりと身体を起こしたおおにっちゃんは、数分前の俺と同じようにぼーっと辺りを見渡した。
『あれ、大ちゃん、大橋くん、』
丈『丈くんもいますよー』
『あ、ほんまや。丈くん、おはようございます』
丈『おはよう、流星』
「さっきまであんな急かしてたのに甘ない..？」
和『ええから、はよ行かな怒られるから。流星、今から撮影やで？』
『えっ！もうそんな時間！？』
丈『恭平ら先行ってるし俺らも行こ』
慌ただしく立ち上がって改めて控室を見ると、7人分の荷物と上着が思い思いの場所にあって、
ああ、ほんまにこれからこうやって進んでいくんやなって改めて思った。
＊
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あさ、(プロフ) - とても面白かったです！大西畑大好きなので、また更新してくれると嬉しいです。楽しみにしてます！！！待ってます！！！ (2020年4月29日 16時) (
レス) id: 588c716fc1 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆ(プロフ) - ぽんさん» コメントありがとうございます(*¨*)今後も更新していくので宜しくお願いします！ (2019年5月17日 11時) (レス) id: 9c3d0dd1e0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 更新楽しみにしています！また更新してくれると嬉しいです (2019年5月17日 11時) (レス) id: 8bb0c991f7 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 更新楽しみにしています (2019年5月17日 11時) (レス) id: 8bb0c991f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゆ | 作成日時：2019年2月10日 20時
