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「ただいま〜」
そこに、来月のイベントの打ち合わせを終えて、支配人が帰ってきた。
「あ、五関くん…」
さっきから、面白いくらいりんこちゃんに振り回されて、へろへろになった塚ちゃんが支配人を見上げる。
「どしたの、塚ちゃん」
そんなへろへろの塚ちゃんを見て、支配人が笑いながら聞いた。
塚ちゃんが、今までのことをざっと説明すると、支配人はあっはっは、と楽しそうにけらけら笑った。
そのままひょい、と、りんこちゃんの前にしゃがむ。
「そっか、お嬢さん、迷子なの？」
「うん」
「お家、どの辺？」
「…わかんない」
「お父さんかお母さんはお家にいるかな」
「……」
それまでハキハキと喋っていたりんこちゃんが、突然むすっと口を結んだ。
「…そっか、わかんないよな」
支配人が、ふっと苦笑いして、りんこちゃんの頭をぽんぽん、と撫でた。
「とりあえず、お巡りさんに相談して探してもらおっか」
支配人がそう言った途端、りんこちゃんの顔が、す、と強張った。
「…やだ」
「え、なんで」
塚ちゃんが、戸惑ったように言う。
「早くお父さんとお母さんに会いたくない？」
「……」
黙り込んだりんこちゃんを見て、私たちは顔を見合わせる。
もしかして何か、事情があるのかも。
「…じゃあ」
支配人がにっこり笑って話題を変えた。
「何か、ケーキ食べる？」
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ろっか(プロフ) - お話めいっぱい書きすぎてあとがき入れられませんでした！！この計画性の無さ！！なのでコメ欄で失礼します。お読み頂きありがとうございました！あとがきはTwitterにでも載せます(笑)…ろっか (2019年12月27日 0時) (
レス) id: 2af5960142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろっか | 作成日時：2019年11月3日 16時
