23．月明かりの下で ページ24
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住宅街の中をゆっくり、ゆっくりふたりで歩く。
お互いにしばらく無言だった。
今日は少し、飲みすぎたかもしれない。
そんなことをぼんやり考えていると、突然、後ろからものすごい勢いで車が通りすぎて行き、私は驚いた拍子にバランスを崩した。
「…あっ…ぶねぇなあ…今の車」
少し怒ったような祥太さんの声が、すぐ近くで響く。
気付くと、私は祥太さんに抱き留められていた。
「…大丈夫？」
突然の出来事に、酔いのまわった頭では処理しきれず、祥太さんの言葉にただ、こくりと頷くことしかできなかった。
「ごめん、気遣えない奴で。俺が車道側歩くべきだったね」
申し訳なさそうにそう言う祥太さんに、はっと気が付き慌てて首を横に振る。
「ごめん、ふらついて…！」
そのまま離れようとしたけれど、何故か体は自由に動かなかった。
「…ねぇ、Aちゃん」
私をぎゅっと抱きしめて、祥太さんが言う。
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あやこ(プロフ) - とっても面白いです。これからも出来れば えびちゃん夢小説書いて行って欲しいです。 (2018年9月23日 11時) (
レス) id: 752857558b (このIDを非表示/違反報告)
ろっか(プロフ) - ドリーさん» ご指摘ありがとうございます！分からないことだらけなので、いろいろ試しながらやってみます！ (2017年11月13日 23時) (レス) id: 2af5960142 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - オリジナルフラグが付いてますよ！ (2017年11月13日 22時) (レス) id: 5e3261a1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろっか | 作成日時：2017年11月13日 22時
