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フェニランにGO？ ページ7
「起立〜例〜ありがとうございました」
「Aちゃん!一緒に帰らない？」
「△△ちゃん!ごめん！私用事があって……」
「あー！やっぱり'天才キャスト'は違うね。じゃあまたね｡」
「……うん。またね」
私という私を誰も知らない。
みんなみんな、天才キャスト天才キャストばっかり
ホントウノ ワタシハ？
―――――――――――――――――――――――――――――――
久しぶりにフェニランにきた…
相変わらず楽しそうな感じ……
天馬くん達がやっているショーステージはどこ……
私はマップを確認した。
……結構わかりにくい所にあるんだね……
でも、人が沢山……
凄いな……
――――私と大違い――――
「あーー！！！Aちゃん来たよぉ！」
鳳さんのそんな声が聞こえた
「お、Aくん、来てくれたんだね。そんな君には真ん中の特等席に招待さ！」
「ここって、関係者しか座れない場所なのに……いいの？」
「あぁ!天才キャストと呼ばれる君にはしっかりと見てもらいたくてねぇ。」
すると草薙さんが私の目の前にやってきてこういった。
「私も歌……頑張りますから…聞いていてください……」
「…！うん！分かったよ！よーく耳に染み込ませるよ！」
するとブザーのような音が鳴り響いた。
「おっと！もう始まるみたいだ♪よく耳に染み込ませておいて下さいね。」
やっぱり、神代さんのココロは読めない。
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