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歩いてくる辰哉くんがぼやけて見えにくい。
深「また泣いてる」
私の目の前に立った彼がそう言った。
深「最近、俺のこと見るとすぐ泣くよな」
A「ごめん」
深「謝ってほしいわけじゃないって」
A「…うん」
深「乗れよ…いいから」
辰哉くんの背中って意外と大きいんだな。
辰哉くんから見た世界はこんな感じなんだな。
A「辰哉くん、彼女できたの？」
深「できたって言ったら？」
A「そっか、おめでとう」
深「俺の質問に答えろよ」
彼女ができたら嫌だなんて私には言えないから。
おめでとうって言ってみた。
A「私も前に進まなきゃ」
深「覚えてる？
俺が誰のものにもなってほしくないって言ったの」
A「覚えてるよ」
深「今でも思ってる」
A「うん」
深「夢を選んだけど、後悔したこともある」
A「うん」
深「Aが作詞した曲、毎日聞いてる」
A「うん」
辰哉くんの顔が見えないのをいいことに
溢れだす涙。
深「…傷ついたこともある」
A「うん」
深「でも傍にいてやりたい」
A「うん」
深「ずっと見守ってやりたい」
A「うん」
深「もう…遅いか？」
だんだん弱くなる辰哉くんの声に私は、
なんて答えるのが正解か分からない。
A「遅いよって言ったら？」
深「だよな…ごめん」
辰哉くんも質問の答えになってないよ…。
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べび(プロフ) - まーさん» ありがとうございます(>_<)楽しみにして下さり、嬉しいです(^_-)-☆ (2020年6月25日 16時) (
レス) id: a247a7bba9 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - こんにちは(^^)更新待ってました＼(^^)／。。。お願い、幸せに二人くっついてください(T△T)続きも楽しみにしてます(^^) (2020年6月25日 12時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：baby | 作成日時：2020年6月11日 10時
