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「ごめん」と言った翔太くんの顔を見るのが辛かった。
諦めようとしてる自分の気持ちとは裏腹に、
全然諦めきれていない自分がいて。
渡「今日は帰れ」
A「ごめんね、、」
お互い顔を見ることなく翔太くんの家を出て
エレベーターに乗る瞬間、履いていたヒールが折れた。
ついてないなあ、今日は。
深夜の道を1人で歩きながら見えない夜空を見上げて
愛おしい人の顔を思い出してしまう。
声が聞きたいな、会いたいな。
「A」
聞こえた声に驚いて後ろを振り向けば、
「辰哉くん」
深「夜遊びでもしてた？」
A「たまには、いいじゃん」
深「あっそ」
少し息切れをしていて、髪も少し汗で濡れていて
走ってきたのかな、なんて思う。
でも一定の距離を保ったまま
辰哉くんは私に近づこうとしない。
私から近づけばまた忘れられなくなってしまう。
諦めれなくなってしまうのに、
交わった目線は逸らされれることはない。
A「辰哉くん！」
深「ん？」
A「ヒールが折れた」
深「それで？」
A「…そっちには行けないから辰哉くん来てよ」
深「俺も行けない」
深夜の道で何ドラマっぽいことしてるんだと
笑えてきてしまう。
深「なに笑ってんだよ」
A「なにも！私を見つけるために走ってきてくれたんじゃないの？」
深「フッ！どうかな…？」
そう言いながらこっちに歩いてくる辰哉くん。
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べび(プロフ) - まーさん» ありがとうございます(>_<)楽しみにして下さり、嬉しいです(^_-)-☆ (2020年6月25日 16時) (
レス) id: a247a7bba9 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - こんにちは(^^)更新待ってました＼(^^)／。。。お願い、幸せに二人くっついてください(T△T)続きも楽しみにしてます(^^) (2020年6月25日 12時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：baby | 作成日時：2020年6月11日 10時
