仏の顔も3度。 ページ5
✕✕side プロローグ
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むかしむかし。
それは遠いむかしの話。
人間が生まれるずっと前。
宇宙すらも存在して居たか定かではない頃。
事物が存在を確保できる場所の何も無い場に
一つの黒い塊が存在していました。
その存在は、様々なモノを創造したという。
その存在の生成に続いて次々と原初神たちも生まれ
その存在のように様々なモノを創造していったという。
その存在が生まれた時は
その存在以外のモノは存在してはいなかった。
だからこそ、世界の始まりについて
真実を知る者は存在しない。
否。
真実など無いのかもしれない。
真実があったとしても、それを知るのはただ一人
たった、一つの存在。
全ての始まりであり終わりである
原初神のみ。
原初神は今頃、何処にいて
何をしているのかも
我々には分からない。
分からないからこそ知りたいと思うのだが。
知り過ぎてしまうことは罪だと述べる者もいるように
神だけが足の踏み入れて良い領域に
神以外のモノが足を踏み入れた場合。
どれだけ温厚な神であっても
きっと怒りをあらわにすることだろう。
__仏の顔も三度____。
一度、二度は良ずとも
三度目に及べば激高することだろう。
だからこそ、この話の真実を知るものは
神しかいなくなった。
というのはあくまで、私の仮説に過ぎない。
__真実とは知らなくて良い事が多いのだよ。
_だから、お前達は知らないまま。
そのまま平穏に暮らしてくれ。
愛しき我が子よ___。
to be continued
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あめだま(プロフ) - 見返してみれば矛盾だらけでした。修正したりしてますので矛盾してたら指摘下さい!( (2018年2月3日 9時) (レス) id: e80c6ffed5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まーりん | 作成日時:2017年11月20日 22時