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番外編STORY03. お家デート ページ46

今日は私の家に侑李が来る日。




楽しみだけど朝からどきどきが止まりません。

…歯磨いたし、もこもこの可愛い部屋着も着たし。






侑李が来るまであと1時間はある。

…部屋も片付けたし、家族は用事で誰もいない。




…残りの1時間緊張するしかないじゃないか。







するとぴんぽーんと激しくインターホンが鳴った。




『へっ…?ま、まさか…?』


インターホンに思わずびびる私。

もしかして…侑李?




そんなことを考えていると

ぴんぽんぴんぽんと何度も鳴るインターホン。





侑李だ…と確信した私はゆっくりと玄関へ向かう。






ふぅ…緊張する。

ドアの前で一息。




そして少しだけ空気を吸い込んでドアを開けた。







ドアを開けたと同時にずかずかと入ってきた侑李。




「…遅いんだけど」


相変わらず侑李のSっ気は消えていないが。

これからも消えることはないだろう。




『だって1時間も早く来るから…んっ……』


そう言うと突然重なった唇。




しばらくするとゆっくりと唇が離れて。





「ふっ…間抜け面。」



そう言って軽く微笑んだ侑李。



そんな侑李は「お邪魔します」と言いながら中へ入っていった。



こんな感じで心臓持つのでしょうか。



……


2階へと足を進め私の部屋に侑李を招き入れる。




「案外、部屋綺麗なんだね」


そう言って私のベッドに腰掛ける侑李。

…なんか緊張する。





『私…お茶入れてくるね』


少し恥ずかしくなった私はそんなことを言っていて。

…さすがにこの空間で2人きりはやばいよ。





「お茶いらない」


どういうことかそんなことを言った侑李。

くっ…そう来たか。





『…でも一応入れてくる』


「もしかして逃げようとしてるの?」


まさかの図星を突かれて撃沈。

…やばいやばいやばい。




結局逃げることはできず。

侑李と離れたところに座る。






「なんでそんなとこいるの。

僕の隣来てよ。」



そんな侑李の声に渋々侑李の横に腰掛ける。





するとぷにっと頬を掴まれて。

侑李と至近距離で目が合う羽目に。





「ふはっ…ほんとに間抜け面」


『ちょっとからかわないでよ…』


あまりにも顔の距離が近くて心拍数が上がる。



するとやっと頬を離してくれて。





「緊張してるの?」


『…してます』



「僕も緊張してる」







そう言って恥ずかしそうに頭を掻いた侑李。








私たちはまだ初々しいカップルみたいです。









fin.

再び作者から→←番外編STORY02. 仲良しな2人



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 知念侑李 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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ぷりちぃ(プロフ) - あいたんさん» 初めまして、コメントありがとうございます(*^-^*)そう言ってくれるととても嬉しいです!ありがとうございます!ぜひビターの方も目を通してみてくださいね! (2018年7月26日 15時) (レス) id: b7b6eb2e08 (このIDを非表示/違反報告)
あいたん(プロフ) - とても面白かったです!ビターも読んでみます。 (2018年7月25日 20時) (レス) id: 3fe7b8df74 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりちぃ(プロフ) - 武井リオさん» 初めまして。コメントありがとうございます(*´▽`*)そう言ってくださって嬉しいです!知念くんファンなんですね!また次回作は知念くんで検討させていただきます!心温かいコメントありがとうございました! (2018年4月13日 16時) (レス) id: b7b6eb2e08 (このIDを非表示/違反報告)
武井リオ - とっても面白かったです!私は知念くんファンなので、また知念くんメインのお話希望です・・・ (2018年4月12日 18時) (レス) id: 20305051ed (このIDを非表示/違反報告)
ぷりちぃ(プロフ) - ふみさん» 初めまして。コメントありがとうございます('ω')そう言っていただけて感謝感激です!また機会があれば書きたいと思いますので、そのときまで待っていただけると嬉しいです! (2018年1月31日 16時) (レス) id: b7b6eb2e08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷりちぃ | 作成日時:2017年12月20日 15時

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