番外編STORY.01 涼介です ページ30
はい、どうも。
山田涼介こと、涼介です。
一時期、Aには『悪魔』って呼ばれてました。
最近、彼女のAの突然っぷりに悩んでいるんです。←
……
「う〜ん、分かんないな…」
何て言って深く悩んでいる様子のA。
只今、勉強教えてほしいってAに呼ばれて
初めてのAの家に…しかもAの部屋に連れて来られました。←
これも突然のことだったんで…
俺がAの分からないところを教えようとしてAの近くに行ったときだった。
「あーーー！！！分かった！！！」
ゴンッ！
下を向いていたAが勢いよく頭を上げたせいで、
近くにいた俺のアゴにAの頭が直撃したんですよね、はい。←
しかも予言もなくただただ突然っていう…
『いっ……た』
詰まりながも思わず出た言葉。
ヤバ…意外と痛い……
ジンジンとアゴを両手でさする。
恥ずかしいけど、ほんとに泣きそう。ガチでヤバい。
あの石頭……。←
何てことを思いながらアゴをさすり続けていると、
「ごめん！！！ほんとごめん！アゴ大丈夫！？」
と、言って俺の手を除けて
突然俺のアゴをさすってくるA。←
そう＿＿＿突然。
顔近いし…Aの手暖かいし…突然だけど…可愛すぎる。←
『この石頭……！』
少し小さな声で俺のアゴをさすってるAに向かって言う。
「ちょ！ひど！涼介が近くにいたのが悪いんでしょー！」
と、言いながらもごめんね。とか大丈夫？。とか聞いてくるA。
もう完全にアゴの痛みは治ってるけど＿＿
『まだ痛いから、もうちょっとさすってて？』
もう少しこのままで…
……
アゴ事件発生から1時間後＿＿
「私も服従してみたい！」
何て言うA。
『はぁ？』
「だって、涼介ばっかり服従するのずるいじゃん！
私のお願いも聞いてもらってもいいかなって…」
そう、これも今突然に＿＿
『いいよ、1個だけね』
面白そうだからちょっとだけオッケーしてみる俺。
やったー。なんて言って喜んでいるA。
「じゃあ……私に好きって言って？」
そのAの言葉に少し固まる俺。
Aのお願いだから否定できるはずもなく＿＿
『好きだよ』
Aの耳元でそう呟いた。
「え？何て？」
頬を赤くしながら耳を傾けてイタズラ笑顔で言うA。
『……絶対聞こえてただろ』
まだまだAの突然に悩まされる涼介でありました。
fin.
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ぷりちぃ(プロフ) - 始めまして！コメントありがとうございます(´∀`艸)山田くんをどうドSにしようか迷いましたが、読者様に喜んでいただけて何よりです！またぜひ読んでみてくださいね♪♪ (2016年12月29日 16時) (
レス) id: abc5f4f025 (このIDを非表示/違反報告)
やさきみ(プロフ) - ドS涼介最高すぎました(´- `☆)｡o０ (2016年12月29日 16時) (レス) id: abc5f4f025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりちぃ | 作成日時：2016年11月19日 18時
