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セフンは基本的に人当たりが良く、誰にでも優しい
はずなのに
何故か私にだけは挑戦的な態度をとるし
そしていつも私を見透かすような三白眼で私を見つめる
「……セフンには関係ないでしょ」
SE「でも、気になるんだけど」
そういって、リビングに行こうとする私の前に立ちはだかる
「そこ退いて、セフン」
SE「やだ。Aが泣いた理由言うまで、ここ通さないから」
その整った顔立ちに、私よりも長い睫毛
168センチ以上ある私よりも、遥かに大きくすらりとした身体
今の私には、その存在全てがイライラさせる
SE「もしかして、彼氏に振られた？
……今日はAの誕生日なのに」
その言葉に、思わずセフンに顔を向ける
「どうして私の誕生日を……」
SE「覚えてるに決まってんじゃん。
子供の頃から何度も祝ってるんだし」
たしかに家が隣同士だったから
小さい頃はよくお互いの家を行き来していて
お誕生日パーティーも祝ってたけど
私はもうセフンの誕生日を覚えていない
SE「ていうか、Aの誕生日だから、覚えてたんだけど」
「……そういう事、言わないで」
ただでさえ弱っている時に、今の私にはそんな事は言わないでほしい
SE「A、あのテギョンていう男とどれだけ付き合ってたんだっけ？」
「？……セフン、何でテギョンの事知ってるの？」
SE「あ〜、ジョンインに聞いた」
「そう、……３年半だけど」
そう、３年半付き合ってきた
どうしてこんなことになってしまったんだろう
いつから、彼の気持ちは変わってしまったのだろう
私はあの瞬間まで、うまくいっていると思っていた
確かに、なかなか会えなかったけど
会えばお互いに気持ちも通じあって、彼の愛を感じていた
だけど、こうなってしまった今
きっとそう思っていたのは私だけだったんだ
もしかしたら、もう既に彼には他の好きな人がいるのかもしれない
でも、私は聞かなかった
ううん。怖くて、そんな事聞けなかった
SE「A、大丈夫？」
気がつくと、また涙を流していた
最悪
特にセフンには絶対に見られたくないのに
セフンは絶対に私の事をバカにしてるはず
SE「そんなに泣く程、あいつの事好きだったんだ」
「そうよ、悪い？」
涙を拭おうとする前に、セフンの長い指が私の瞼に触れた
SE「うん、悪いね」
「え？」
SE「今、俺、スッゲー機嫌悪いから…」
………意味わかんない。何を言ってるの、この男は
今日のあなたのLUCKY EXOは？
「ごはん食べましたか？」、ド ギョンス
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mochimochi(プロフ) - 淡藤さん» 淡藤さん、ありがとうございます。原作はもう他サイトを閉じてしまってるんです。 (2020年2月15日 22時) (
レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
淡藤(プロフ) - ワクワク、ヒヤヒヤしながら読んでます。続きが楽しみです( ´艸｀)原作も気になります！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 297e6f671a (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - ナルさん» ナルさん、ありがとうございます。もうすぐ次話の公開します (2020年2月15日 14時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - おもしろいです！続き楽しみにしてます^_^ (2020年2月15日 11時) (レス) id: 1f9d59ad4e (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - あいすさん» あいすさん、ありがとうございます！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mochimochi | 作成日時：2020年2月2日 20時
