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SE「A」
セフンが優しく私の名前を呼ぶ
SE「こっち見て」
もう一度、無理と言えばいいのに
結局、私はその優しい声に負けて、
窓に向けていた顔を少しだけ正面に戻した
SE「ﾌｯ……、耳まで真っ赤」
「だ、誰のせいでこんな赤くなってると思って……」
SE「俺のせいでしょ？」
私は怒って睨み付けているのに
セフンはずっと頬を緩めて嬉しそうな顔をしている
SE「なんかすごい気分いいかも。
俺のせいでAがそんな顔するなんて」
「な……」
SE「隠さないで。
そういう顔、何回見たって飽きないから」
どうしたらいいか分かんないよ、困る……
私が今まで付き合ってきた人たちは、
どちらかと言うと淡白な人が多かった
こんな風に気持ちを伝えてくる人はいなかった
同い年か、年上とばかり付き合ってきたせいかもしれない
セフンの甘過ぎる言葉に、どんな反応すればいいのか分からなかった
その時、後ろの車のクラクションが鳴り響いて我に返った
気がつくと、目の前の信号はいつの間にか青に変わっていた
「セ、セフン！信号、青だから」
慌ててセフンの肩を叩くと、
彼は軽く舌打ちをして、車を発進させた
SE「あ〜あ。
…ずっと信号、赤で良かったんだけどな」
「ずっと赤だったら、進まないでしょ」
まだ目的地に着いてもいないのに
こんなドキドキさせられてしまって、
果たして一日持つのだろうか
結局、それから横浜に到着するまでは
お互いの仕事の話などをして、
変な雰囲気にならずに済んだ
横浜に到着して車をコインパーキングに停めた
お店の開店まで、まだ時間があるので赤レンガ倉庫を散歩することにした
車を降りて、外の空気を深く吸い込む
悔しいけれど、セフンの言っていたとおり、溜まっていた疲れが癒されていく気がした
今日のあなたのLUCKY EXOは？
「ごはん食べましたか？」、ド ギョンス
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mochimochi(プロフ) - 淡藤さん» 淡藤さん、ありがとうございます。原作はもう他サイトを閉じてしまってるんです。 (2020年2月15日 22時) (
レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
淡藤(プロフ) - ワクワク、ヒヤヒヤしながら読んでます。続きが楽しみです( ´艸｀)原作も気になります！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 297e6f671a (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - ナルさん» ナルさん、ありがとうございます。もうすぐ次話の公開します (2020年2月15日 14時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - おもしろいです！続き楽しみにしてます^_^ (2020年2月15日 11時) (レス) id: 1f9d59ad4e (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - あいすさん» あいすさん、ありがとうございます！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mochimochi | 作成日時：2020年2月2日 20時
