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今にも瞳から涙が溢れだしそうなのを我慢して駅まで歩く
こんな所で絶対に泣きたくない
いつもより早足でマンションへの帰路を急ぐ
仕事を始めてからずっと１人暮らしだったけど、
半年程前からなぜか弟と２人暮らしする事になった
JI「ヌナお願い！
部屋１つ空いてるなら、引っ越し資金貯まるまででいいから俺の事置いて！」
私は昔から、３つ年下の弟ジョンインには甘い
今日はジョンインは彼女と出かけて遅くなると朝に聞いたし、今は家にはいないはず
だから、家に帰れば思いっきり泣ける
私は昔から人前で泣くのが嫌で、どんなに辛いことがあっても人には涙を見せたくない
弱い自分をさらけ出したくない
あともう少しの我慢だ
足早にマンションのオートロックを抜けエレベーターに乗り、素早く家の鍵を開ける
そして真っ暗な玄関に入った瞬間、堪えていた涙が一気に零れてきた
「……ふぇ…、…ぇぇ……」
言葉にならない声が、涙と一緒に溢れる
今まで生きてきた２９年間で、一番最悪な誕生日だ
真っ暗な玄関に座り込み、泣きじゃくる
暫くするとカタンと、奥から物音が聞こえた
私は慌てて音のしたリビングに顔を向ける
……まさか、ジョンイン帰ってるの？
「ジョ、ジョンイン…、いるの？」
その時奥から足音が聞こえ、弟ではない人影が見えた
SE「A、何で泣いてんの？」
「……何で、ここにセフンがいるのよ」
そこにいたのは、オ セフン
３つ年下の幼なじみ
セフンはジョンインと同じ歳で、弟と昔から凄く仲が良い
だけど私はこのセフンが苦手、というか嫌いだ
私が16才の高校の時に起きた事件から嫌いになって避けていた
SE「ジョンインに鍵もらってるんだよね、いつでも家に来ていいって」
そういって、セフンはこの部屋の合鍵を右手に持ち、ニヤリと笑った
……ジョンイン、何してくれてんのよ(怒)
「返してよ、この家は私の家なんだから」
SE「そんな事より、何で泣いてるんだよ」
今日のあなたのLUCKY EXOは？
「ごはん食べましたか？」、ド ギョンス
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mochimochi(プロフ) - 淡藤さん» 淡藤さん、ありがとうございます。原作はもう他サイトを閉じてしまってるんです。 (2020年2月15日 22時) (
レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
淡藤(プロフ) - ワクワク、ヒヤヒヤしながら読んでます。続きが楽しみです( ´艸｀)原作も気になります！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 297e6f671a (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - ナルさん» ナルさん、ありがとうございます。もうすぐ次話の公開します (2020年2月15日 14時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - おもしろいです！続き楽しみにしてます^_^ (2020年2月15日 11時) (レス) id: 1f9d59ad4e (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - あいすさん» あいすさん、ありがとうございます！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mochimochi | 作成日時：2020年2月2日 20時
