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いつも通り21時にお店を閉め
ベクと約束をしている店に向かった
ベクは医師という仕事柄忙しくしてて
研修医になってからは、時間がなかなか合わず飲みに行けてなかった
ただこの１年くらいで少しずつ余裕が出来たようで
また３〜４ヶ月に１回のペースで行くようになっていた
この五反田駅から歩いて５分の古くて狭い居酒屋は、私とベクのよく行くお気に入りの店だ
客層は中年サラリーマン中心だが、
私にとっては居心地のいい場所なのだ
BK「A〜、お疲れさーん」
「ベク、ごめんね。待たせちゃた」
BK「A、ま〜た走ってきたのかよ。
別に俺と飲むときは急がなくっていいって言ってんのに」
ニヒヒッと四角い口で笑う
この子犬顔のビョン ベクヒョンという男
私とは中学高校と６年間同じクラスだったから付き合いは長い
お互いの事はほとんど何でも知っている
BK「俺は先に頼んだからさ。
Aなに飲む？いつものピーチサワー？」
「あ、今日はカシスオレンジにする」
BK「カシオレ〜？ふーん、珍しーな…」
私のピーチサワー好きは、もちろんベクも知っている
ただ、今はピーチサワーを飲んだら
セフンの事を思い出してしまいそうだからだ
「「カンパ〜イ」」
BK「……で？何があったんだよ」
「え？何で？」
BK「お前から飲もうなんて言ってくんの久しぶりじゃん
……何か話したいことあったんだろ？」
……さすがベク、バレてた
「鋭いね。ベクには隠し事は出来ないなぁ」
BK「俺を誰だと思ってんの？」
「べっちゃ〜ん」
BK「正〜解！……んで、どーした？」
「うん、テギョンに振られたの」
BK「は？」
「だから、別れちゃった。
あっ！このお通しの南蛮漬け、うっまーい」
BK「おまっ…ｹﾞﾎｯ」
口に入れてた枝豆を喉に詰まらせて
むせ出すベク
「ちょっとベク、大丈夫？」
BK「大丈夫？とか言ってる場合じゃねーだろ！
お前は大丈夫なのかよ」
「うん大丈夫……になってきたよ、少しずつ」
だんだん失恋の痛みからは回復したの思うけど、今は違う男の事で頭を悩ませてる
なんて、やっぱりベクにでさえ言いづらかった
今日のあなたのLUCKY EXOは？
「ごはん食べましたか？」、ド ギョンス
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mochimochi(プロフ) - 淡藤さん» 淡藤さん、ありがとうございます。原作はもう他サイトを閉じてしまってるんです。 (2020年2月15日 22時) (
レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
淡藤(プロフ) - ワクワク、ヒヤヒヤしながら読んでます。続きが楽しみです( ´艸｀)原作も気になります！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 297e6f671a (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - ナルさん» ナルさん、ありがとうございます。もうすぐ次話の公開します (2020年2月15日 14時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - おもしろいです！続き楽しみにしてます^_^ (2020年2月15日 11時) (レス) id: 1f9d59ad4e (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - あいすさん» あいすさん、ありがとうございます！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mochimochi | 作成日時：2020年2月2日 20時
