３ ページ19
YU「……ごめん、何か偉そうな事言ったかも」
「…ううん。ユナの言ってることは間違ってないよ」
好きな人には弱いところを見せたり、
二人きりの時は甘えたりしたらいいのに
つい強がってしまう
そういうところが自分の駄目なところだって
分かってるんだけど
性格はそう簡単には直せない
それに『好き』という想いを口にするのも私は苦手だ
ユナのように気持ちを素直に表現できる女性になれたらな、といつも思う
「ユナはすごいよね。
ダンナさんのジュンミョン先輩とは、付き合い始めた高校１年からいまだにず〜っとラブラブだし」
YU「まあね。一応これでも飽きられないように努力してるんだから。
このネイルだってそうだし。
やっぱり可愛くしてたらも、オッパも誉めてくれるし喜ぶもん」
私はネイリストだし
外見は人並み以上に気を遣ってるつもりだ
ただそれは
自分自身のためにしてる事であり
自分以外の誰かのためではない
そして、ユナとジュンミョン先輩が長く続いている理由は、外見よりも内面にあるのだと思う
私は外見を取り繕っているだけで、内面の魅力に乏しいから恋が続かないんだと思う
しばらく出会いは無くてもいいと言い張る私に、ユナのアドバイスは続いた
YU「Aはね、もっと自分が素直に出せる相手を探すべきだよ」
「どうやって？」
YU「いろんな人と、とりあえず会う機会をもって話してみたら？」
それが一番難しいんだってば……
でも、ユナに話を聞いてもらったことで、心の靄がずいぶん晴れた気がした
YU「わ〜♪さすがA〜、超可愛い！」
丁寧に仕上げたネイルを見て、ユナが嬉しそうに笑う
こうやってお客様の嬉しそうな顔を見た時
ネイリストとして一番幸せな瞬間で
もっと頑張ろうと思える
「来週の月曜に、またユナの家に遊びにいくね」
YU「任せて、美味しいごはん作って待ってるから！」
私のお店は
忙しい金、土、日曜はアルバイトを１人雇っているが、平日は自分１人
お店の定休日は毎週月曜日で、週６勤務
小さなサロンだけれど、私にとっては何よりも大切な場所だ
今日のあなたのLUCKY EXOは？
「ごはん食べましたか？」、ド ギョンス
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mochimochi(プロフ) - 淡藤さん» 淡藤さん、ありがとうございます。原作はもう他サイトを閉じてしまってるんです。 (2020年2月15日 22時) (
レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
淡藤(プロフ) - ワクワク、ヒヤヒヤしながら読んでます。続きが楽しみです( ´艸｀)原作も気になります！ (2020年2月15日 18時) (レス) id: 297e6f671a (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - ナルさん» ナルさん、ありがとうございます。もうすぐ次話の公開します (2020年2月15日 14時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - おもしろいです！続き楽しみにしてます^_^ (2020年2月15日 11時) (レス) id: 1f9d59ad4e (このIDを非表示/違反報告)
mochimochi(プロフ) - あいすさん» あいすさん、ありがとうございます！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: b59c93255f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mochimochi | 作成日時：2020年2月2日 20時
